四季咲きのバラは春と秋に開花します。今はちょうどバラが咲き誇る時期。

各地のバラ園、ローズガーデンではバラのイベントを開催中で、今が見頃のバラシーズンを盛り上げています。



緊急事態宣言も解除され、感染に気をつけながら、おでかけを楽しむ人も増えています。日常を忘れ、リフレッシュできるお出かけスポットなら、今の時期はバラ園、ローズガーデンがオススメです。



本日はバラ園やローズガーデンの楽しみ方、関東で楽しめるバライベントについてまとめてみました。



■バラは今が見ごろ、特別イベントも!



バラの見頃を迎えた秋、ローズガーデンでは数々の美しいバラを堪能することができます。空気が澄んだなかで見る秋バラは色も濃く、おちついたしっとりとした美しさです。



いまの時期はハロウィンシーズンとも重なるため、ハロウィン仕様のローズガーデンや収穫や実り、紅葉をテーマにしたイベントが多く開催されています。



バラが咲き乱れる非日常的な空間を楽しめるバラ園は、週末のお出かけにぴったり。日常を忘れ、ゴージャスで芸術的な演出のなか、咲き誇るバラを堪能しながら園内をじっくり散策するのはバラ園の醍醐味といえるでしょう。



写真が好きな人や、とっておきの記念撮影をしたい時にもおすすめです。バラ自体がそもそもフォトジェニックですが、様々な企画が催されたバラ園は「映える」エリアも盛りだくさん。思い出に残る、ステキな1枚が撮れることでしょう。



■バラ園では食事や買い物も楽しめる



バラ園の楽しみは、バラを観賞するだけではありません。併設のショップでバラ園ならではのお買い物も楽しめます。



バラは香りがとてもよいので、香りを基調にしたグッズやコラボ企画に関連したグッズなどが販売されていることもあります。



■バラ園で花苗を買おう



一般の園芸店では入荷のない、珍しい品種やブランドローズも多く揃うのはバラ園ならでは。ローズガーデンで見て気になった品種の苗を買うこともできます。



品質の高さも、バラ園で苗を購入する大きなメリットです。バラ愛好家も、これからバラを育てたい人も、バラ園ショップで育てる苗をじっくり選んでみてはいかがでしょうか。



■カフェやレストランも要チェック



併設のカフェやレストランで、バラをテーマにしたドリンクやスイーツ、フードを味わうのもバラ園の楽しみ方のひとつ。



期間限定で提供される特別メニューや、そのバラ園でしか食べられないメニューがありますので、こちらも見逃せないポイントです。



■関東のバラ園・ローズガーデンおすすめ5選!



秋のバラを存分に楽しめるバラ園は、週末のお出かけにおすすめ。人気のバラ園、ローズガーデンをご紹介します。



■京成バラ園



1600品種、1万株のバラを中心に、様々な樹木や草花が植栽されている京成バラ園。



千葉にある京成バラ園はバラ愛好家も高く評価する歴史あるローズガーデンです。進化し続ける趣向を凝らした演出も壮観で、ロケ地としても使われるほどの人気スポットです。



10月8日~11月23日までは、「不思議の国のアリス」をイメージしたイベント「オータムローズガーデンパーティー」が開催されます。不思議の国のアリスをモチーフにした切り絵アートが園内の至る所に登場し、バラとともの私たちの目を楽しませてくれます。



また、開催期間中の土日祝日、およびバラの開花ピーク時の平日は、銀座千疋屋が本イベントのためだけに作る特製スイーツやカップの中でバラが花開く「バラの紅茶」を、360℃ローズビューの特等席で楽しめるお茶会イベントに参加することができます。※事前予約優先



プロの俳優・声優が執事に扮し、華麗にエスコートしてくれる執事イベントは京成バラ園初の試み。至れり尽くせりのひと時は、思い出に残ること間違いなしです。



ショップでも、イベントにちなんだグッズや様々なバラ苗が購入できます。見て食べて体験して、五感で楽しめるローズガーデンは、外せない秋のお出かけスポットでしょう。



【京成バラ園の詳細】



  • 入園料:大人(高校生以上)1200円、シニア(65歳以上)900円、中学生以下無料 ※ガーデンパーティに参加の場合は別途料金が必要。
  • URL:https://www.keiseirose.co.jp/garden/( https://www.keiseirose.co.jp/garden/ )

■横浜イングリッシュガーデン



横浜市の花であるバラを基調に、横浜の気候にあった花々が楽しめる「横浜イングリッシュガーデン」。



テーマの異なる5つのエリアで約1800種類のバラを楽しむことができ、見ごたえは抜群です。

アーチに絡まるバラで作られたローズトンネルを通れば、沢山バラに包まれる夢のような体験ができるでしょう。



横浜イングリッシュガーデンでは、9月18日~11月23日までオータムガーデン・フェスティバルを開催。第1弾、第2弾と2種類の秋の装飾が期間限定で楽しめます。



9月18日~10月31日までは第1弾のハロウィーン・ディスプレイが登場。併設のカフェではハロウィン限定メニューも登場します。



11月3日~11月23日までは第2弾のハーベスト・ディスプレイです。賑やかな秋の収穫祭をイメージしたディスプレイを楽しむことができます。



バラの見頃は10月中旬から11月頃。秋の見頃を迎えたローズガーデンとともに、休日を楽しく過ごすことができそうです。



【横浜イングリッシュガーデンの詳細】



  • 入園料:(9月18日~11月23日)大人800円、小人400円、幼児(未就学児)無料 
  • URL:https://www.y-eg.jp/( https://www.y-eg.jp/ )

■四季の香ローズガーデン



練馬区の光が丘にある「四季の香ローズガーデン」は都心からも程近い、町ナカに位置するローズガーデンです。



バラを6種類の香りで分けて配置した香りのローズガーデン、花色ごとに植栽した色彩のローズガーデン、用途ごとに分けてハーブが配置された香りのハーブガーデンの三種類が楽しめます。バラを香りごとに分けた植栽は、国内でも珍しいと評判です。



四季の香ローズガーデンでは、10月9日から10月31日の期間限定でオータムフェスティバルを開催しています。ガーデンの装飾はハロウィン仕様になり、様々なイベントも企画されているので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。



【四季の香ローズガーデンの詳細】



  • 入園料:無料
  • URL:https://www.shikinokaori-rose-garden.com/( https://www.shikinokaori-rose-garden.com/ )

■神代植物公園 ばら園



開園60周年を迎えた調布市深大寺の「神代植物公園」。



広大な敷地に4800種類、10万本・株が植えられ圧巻の景色です。ばら園は3つのエリアから構成されていて、本園、野生種・オールドローズ園、国際ばらコンクール花壇から成っています。



現在は事前予約制で入園制限をおこなっていることもあり、オンラインでバラ園を楽しむことも可能です。自宅からバラ園の様子をバーチャル体験することができるのも、新しい時代の楽しみ方かもしれません。



【神代植物公園の詳細】



  • 入園料:入園料:一般・大人500円、65歳以上250円、中学生200円(都内在住・在学の中学生は無料)、小学生以下無料
  • URL:https://www.tokyo-park.or.jp/jindai/( https://www.tokyo-park.or.jp/jindai/ )

※現在は事前予約制で開園中です。



■旧古河庭園



東京都北区に位置する「旧古河庭園」。大正時代に建造された洋風建築がバラと見事に調和し、圧倒的な美しさを備えた庭園です。



現在は秋バラが見頃を迎えています。彩り豊かなバラが次々に開花を迎えており、その情報はホームページでも随時更新されていますので、開花情報を知りたい方はアクセスしてみるとよいでしょう。



11月になると敷地内の木々も紅葉するため、バラと紅葉の両方を楽しむことができます。



【旧古河庭園の詳細】



  • 入園料:一般150円、65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料 ※洋館は別途入館料が必要
  • URL:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html( https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html )

※来園希望者は事前に整理券を取得する必要があります。



■まとめにかえて



一歩足を踏み入れれば、夢のようなバラの世界が広がるバラ園。庭園を散策するだけでなく、買い物やグルメも楽しめるので1日いても飽きずに過ごせそうです。



バラに癒されてリフレッシュできるバラ園には魅力がたくさん。散策だけでなく、花苗探しやグルメを楽しみにバラ園に出かけてみましょう。



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