植物がグングン成長する春。自宅で育てている観葉植物も緑が鮮やかに映える時期になりました。



大型の観葉植物は見ばえもよくオシャレですが、小型や中型の観葉植物を寄せ植えして飾るのも素敵です。



今回は初心者でも育てやすい観葉植物を中心に、寄せ植えのコツと組み合わせ例を紹介します。



■観葉植物の寄せ植えのコツ



寄せ植えする観葉植物の特徴、適した生育環境はあらかじめ調べておきましょう。植物それぞれの生育環境を無視して寄せ植えをすると、生育が悪くなり枯れてしまう場合もあります。



耐寒性や耐暑性、水やりの頻度など、植物の特徴を考慮し、同じ生育環境の植物を選んで寄せ植えするようにしましょう。



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上に伸びる植物、ほふく性のある植物、鉢から垂れて育つ植物など、観葉植物には多くの種類があります。



姿が似たような性質の植物を組み合わせてもよいのですが、異なった樹形や葉形の植物を寄せ植えするほうがより手軽でオシャレな寄せ植えになります。立体感が生まれることでセンスよく仕上がるでしょう。



実際に植えるときは、背の高い植物は後ろに配置し、背の低い植物を前に配置します。ヘデラやワイヤープランツなどツル系の植物をプラスすると、一気にオシャレな雰囲気に仕上がります。



【観葉植物の寄せ植え】初心者でも育てやすい!オススメの組み合わせ例を紹介

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観葉植物は個体差が大きく、サイズ、樹形や姿、葉の茂り方などによっても合わせやすさが異なってきます。苗を購入するときに実際に合わせてみて、イメージを膨らませてみるのがオススメです。



■観葉植物の寄せ植え、オススメの組み合わせ例



■シュガーバイン×テーブルヤシ



■シュガーバイン×アンスリウム×ポトス



小さな葉っぱがかわいいシュガーバインはどんな植物とも相性がよい植物。テーブルヤシと育ててみるのもよいでしょう。



【観葉植物の寄せ植え】初心者でも育てやすい!オススメの組み合わせ例を紹介

シュガーバイン(JenJ_Payless/Shutterstock.com)



テーブルヤシは100均でも購入できる植物で、観葉植物の定番として人気です。



小さなテーブルヤシでコンパクトに作ると、かわいらしい仕上がりに。テーブルや棚の上などどんな場所にもマッチします。



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テーブルヤシ(ranmaru/Shutterstock.com)



アンスリウムは花のような赤やピンク、白の苞がユニークな南国風の植物。下に伸びるポトスを植えれば、動きがうまれ、ボリュームのある寄せ植えになります。



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アンスリウム(Gulsina/Shutterstock.com)



■ポトス✕ペペロミア×ピレア



■ポトス×ポトス×ポトス



20種以上の品種があり、動きのあるツル性植物のポトスを組み合わせた寄せ植えです。他の葉に比べて大きめの葉が印象的なポトスと、葉が特徴的な植物同士のボリュームある寄せ植えになります。



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ポトス(GYAN PRATIM RAICHOUDHURY/Shutterstock.com)



ペペロミア、ピレアは葉が印象的な観葉植物。耐陰性もあり、半日陰で育てることができます。多肉質系のペペロミアで寄せ植えした場合は日当たりのよい場所で育てます。



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ペペロミア(sharohyip/Shutterstock.com)



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ピレア(jamaludinyusuppp/Shutterstock.com)



ポトスは園芸店でも比較的手に入れやすい品種です。さまざまな色合いの葉があるので、ポトス同士で寄植えするのもオシャレ。寄せ植え初心者の方もチャレンジしやすいでしょう。



■パキラ×ワイヤープランツ



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パキラ(TOYPOY/Shutterstock.com)



パキラは手を広げたような葉の形が特徴的な植物。比較的背の高い植物なので、低めに生長するワイヤープランツを組み合わせることで、メリハリのある寄せ植えを作ることができます。



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ワイヤープランツ(Sophie McAulay/Shutterstock.com)



小型のパキラは100均でも購入できます。コンパクトな寄せ植えも楽しめるでしょう。



■ドラセナ×アンスリウム×アイビー



ドラセナの細長い葉、アンスリウムの赤やピンク、白の苞、ツル性アイビーの組み合わせは、南国風の寄せ植えに。個性的な雰囲気が好みの方におすすめです。



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ドラセナ(Md Aziman/Shutterstock.com)



いずれの植物も耐陰性が高く、半日陰程度でも育てることが可能。水やりは鉢内の土が乾燥してから与えるようにしましょう。



■ガジュマル×多肉植物



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ガジュマル(patchii/Shutterstock.com)



幹の形が印象的なガジュマル。

日光を好む多肉植物と組み合わせて個性的な寄せ植えを作るのもおすすめです。日の当たる窓の近くに置いて管理しましょう。



■モンステラ×アイビー



■モンステラ×サンスベリア



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モンステラ(Sozina Kseniia/Shutterstock.com)



大きな切り込みが入った葉が印象的なモンステラ。中型のモンステラとアイビーを株元に組み合わせることでボリュームのある寄せ植えになります。



上にすっと伸びる葉がエキゾチックなサンスベリアとの寄せ植えも、素敵な雰囲気になるでしょう。大人っぽいインテリアにもぴったりの寄せ植えが完成します。



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サンスベリア(Svetlana Glazkova/Shutterstock.com)



■まとめにかえて



観葉植物の寄せ植えは上記以外にも、さまざまな組み合わせが考えられます。お世話をする中で、それぞれの植物の生長が見られますので、日々の変化にできるだけ気を配るようにしてみてください。



観葉植物は生育が旺盛です。鉢の中で植物が窮屈そうにしていたら、ひとまわり大きい鉢に植え替えるのか、解体して株分けしたり、単体で育てることもできます。



観葉植物は生育環境が整えば自然と大きくなります。育てること自体は難しくないので、ぜひチャレンジしてみてください。



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