【ガーデニング】暑さに強い多年草「エキナセア」おすすめ品種＆一緒に植えたい草花5選

花が少なくなる真夏に、太陽の光をタップリ受けて元気に咲くエキナセア。大輪の花が華やかで、夏の庭で存在感を発揮します。

こんもりと丸く盛り上がる中央部と、咲き開くにつれて垂れ下がる花弁が個性的です。

今回は夏の庭に映えるエキナセアと、一緒に育てやすいオススメの草花を紹介します。

■エキナセアとは？

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北米原産のエキナセアはギリシャ語で「ハリネズミ」を意味する言葉が名前の由来。中央の盛り上がった部分がハリネズミの背中にそっくりです。

花は夏から秋まで途切れることなく咲き続け、切り花やドライフラワーとしてもよく利用されます。品種が豊富で咲き開くにつれて花弁が垂れ下がるタイプもあり、変化する花姿を楽しめるのが魅力。

暑さや寒さに強く、病気や害虫の心配もほとんどありません。多湿を嫌うので風通しのよいところで乾燥ぎみに育てましょう。

■夏でも元気に開花する！エキナセアの品種

エキナセアは近年品種改良が進んできました。さまざまな品種があり、花姿や花色がバラエティー豊富。ここではその一部を紹介します。

■プルプレア

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プルプレアはエキナセアの代表的な園芸品種。

白や黄、ピンク、淡いグリーンと花色も多彩。草丈は40～70センチで、比較的コンパクトにまとまります。

■パラドクサ

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パラドクサはエキナセアの原種で「イエローコーンフラワー」とも呼ばれています。黄色の花が咲き、花弁が細く垂れ下がるのが特徴。中央部の茶色と花弁の黄色のコントラストが鮮やかです。

プルプレアより開花が早めで、6月下旬から咲き始めます。

■パリダ

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パリダは薄ピンクの花が咲く原種です。近年では品種改良で白や黄色の花色も出回っています。細い花弁が下向きになり、中央はうっすらと赤味を帯びるのが魅力的。背丈が70～100センチまで伸びます。

■シムラータ

シムラータの花弁はパリダよりさらに淡いピンク色。

■エキナセアと一緒に植えたい！オススメの草花5選

エキナセアと一緒に植えるとオシャレな草花を紹介します。明るい花色を選ぶと夏の庭が鮮やかになります。落ち着いた色味だと、シックで大人っぽい庭に。

■サルビア

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一年草から多年草までさまざまな品種が揃うサルビア。スッと伸びる穂状の花がエキナセアの丸い花とうまく調和します。ブルー系の花色だと夏の庭が涼やかに。

暑さや乾燥に強く、夏の強い日差しを受けながらキレイな花を咲かせます。※参考価格：300～500円前後（3号ポット苗）

■カリオプテリス

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カリオプテリスは「ダンギク」という和名を持つ多年草。節ごとに丸くまとまって段々に花を咲かせます。紫や白、ピンクの花色があり、派手さはありませんが優しい雰囲気の花です。

葉色は緑のほか白い斑入りやライムグリーン、シルバーグリーンなど多種多様。冬の寒さがやや苦手なので、秋の終わりには短めに切り戻しておくのがオススメです。※参考価格：300～500円前後（3号ポット苗）

■モナルダ

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ハーブの一種で柑橘系のスッキリとした香りが魅力のモナルダ。赤や濃いピンクの花はタイマツが燃えているかのよう。

白や黄色のエキナセアと一緒に植えると、メリハリのあるコントラストが映えます。

地下茎でどんどん増殖するほど強健な性質。周りの領域まで伸びないように整理するとよいでしょう。※参考価格：300～500円前後（3号ポット苗）

■トレニア

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トレニアは暑さに強く秋まで次々と花を咲かせる一年草。スミレに似た花は野性味があり、株一面に咲き広がります。40～70センチの高さでこんもりとまとまり、エキナセアの足元を華やかに。

日なたから半日陰で育ち、こぼれ種からも発芽する強い性質を持っています。※参考価格：200～400円前後（3号ポット苗）

■セロシア

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ロウソクの炎に似たカワイイ花を咲かせるセロシア。

カサカサした触感が特徴で、色褪せしにくくドライフラワーとしてもよく利用されます。

日がよく当たり水はけのよい場所を好みます。多湿を避け、風通しよく育てましょう。※参考価格：200～400円前後（3号ポット苗）

■まとめにかえて

花色の鮮やかさと花姿の変化が魅力のエキナセア。ナチュラルな原種から育てやすい園芸種までさまざまなタイプが揃っています。

花持ちがよく切り花にすると2週間ほど楽しめるのもうれしいところ。エキナセアを引き立ててくれる草花も一緒に植えて、夏のガーデニングを楽しみましょう。