新型肺炎と、米株高と金利低下のギャップ。リスクと想定シナリオは?

新型肺炎と、米株高と金利低下のギャップ。リスクと想定シナリオは?

新型肺炎の動向と米国株の上昇に注目

 今週も新型肺炎の動向がマーケットの注目となりそうです。一方で新型肺炎の経済への影響を無視した米国株の上昇にも注目が集まります。さすがに先週末7日(金)の米国株は下落しましたが、2月に入ってから再び2万9,000ドル台を回復したNYダウ平均株価が今後も高値圏で推移するのかどうかは注目です。


 米国の株高の背景にはいろいろな理由が言われています。米国の最近の経済指標の改善や米国への影響は軽微との見方、また中国の資金供給など中央銀行の金融緩和への期待が景気悪化懸念よりも大きかったとの見方、そして中国で新型肺炎に有効な既存の医薬品がみつかったとか、英国でワクチン開発の期間を短縮する見通しが立ったとの報道や感染拡大の勢いが弱まってきたとの見方によって新型肺炎に対する不安が薄らいだこともありそうです。これらの要因によって株やドル/円は想定外の上振れをみせました。


NYダウの上昇と金利低下のギャップ

 ところがNYダウと金利の関係で気になる点があります。1月中旬と2月とでは違った動きをしている点です。NYダウが1月中旬に2万9,000ドル台に上昇した時、ドル/円も110円台前半に上昇しましたが、米10年債金利は1.8%台でした。その後1月の終わりに新型肺炎の急速な拡大が懸念され株は調整しましたが、NYダウは2月に入ってから再び2万9,000ドル台に乗せました。ドル/円も110円近くまで上昇しましたが、米10年債金利は1.5%台と、1月中旬の時よりも低下しています。


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