本日のレンジ予測
[本日のドル/円]↑上値メドは109.61円↓下値メドは105.79円今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
今日から新年度!
新型コロナで大荒れ相場となった3月でしたが、日本も年度末を無事乗り越え、マーケットにも落ち着きが徐々に戻ってきているようです。とはいえ、明るい希望が見えたのではなく、あきらめて現状を受け入れたということです。
31日(水曜)のドル/円は107円半ばから108円後半の取引。
先週のNYダウ平均株価は、1938年以来最大の上昇率を記録しました。米国の新型コロナ感染者数が世界一となり、新規失業保険申請件数が328.3万件と前代未聞の増加を記録したにもかかわらずです。今のマーケットにとって経済指標は関係ないといえます。
そもそも、ロックダウンの真っ最中に、データ集計なんて誰がするのだ、ということです。 これから発表される3月の経済指標が意外に良かったとしても、割り引いて見る必要があるでしょう。
毎ヨミ!FXトップニュース
31日のドル/円のNY市場終値は107.51円
30日の終値に比べ0.40円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日は何の日(1月15日):
エイプリルフール
新学年スタート日
シンガポールがイギリスの直轄植民地となる(1867年)
ハプスブルク家最後の皇帝カール1世が崩御(1922年)
東京証券取引所設立(1949年)
日本人の観光目的でのパスポート発行が可能に(1964年)
NTTとJTが発足(1985年)
男女雇用機会均等法施行(1986年)
国鉄分割民営化、JR発足(1987年)
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争勃発(1992年)
菅義偉官房長官が元号「令和」を公表(2019年)
各国・各通貨トピックス
新型コロナ:
中国で別の感染症「ハンタウイルス」流行の可能性 中国メディア
モスクワ、部分的な都市封鎖(ロックダウン)へ
ドル:
米政府、米企業に対する輸入関税徴収を3カ月間猶予
トランプ氏支持率急上昇。国民の6割がウイルス感染対応を支持
NY原油先物:
WTI原油先物、一時20ドル割れ。18年ぶりの安値。1月は60ドル台
円:
日本の景気後退入り、確実か。GDP(国内総生産)▲5.0%も
危機感薄い日本政府に批判。
豪ドル:
RBA、豪ドル安に満足
南アランド:
南ア、2年ぶりのリセッションに突入
その他:
米企業が5分で感染を判定する方法を開発、米機関が緊急許可。1日5万件可能。
シルク・ドゥ・ソレイユ、破産申請する可能性
主要指標終値

本日の注目通貨
ドル/円
3月のドル/円の高値は111.71円、安値は101.17円、値幅は10.54円でした。昨年1年間の値幅を1ヵ月足らずで超えました。3月はほぼ毎営業日、1円以上動き、最も動かなかった日でも0.84円。1日の平均値幅は2.13円(昨年3月の平均は0.59円)。
最大値幅は4.02円で、ドル/円が104円台から108円台まで急反発した時。FRB(米連邦準備制度理事会)政策金利を1.0%引き下げて事実上のゼロ金利にした日です。


トレード前に必ずチェック!今日と明日発表の重要指標!

◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
(荒地 潤)