1988 (昭和63)年4月10日

瀬戸大橋開通

 


 1988年4月10日、瀬戸大橋が全線開通しました。


 瀬戸大橋は、本州の岡山県倉敷市と四国の香川県坂出市を結ぶ10の橋の総称です。着工から完成まで9年半、総事業費は1兆1,338億円、高架部を含めると13.1キロメートルの長さを持ち、合計の長さは、鉄道道路併用橋としては世界最長としてギネス世界記録にも認定されています。


 また、JR7社の線路が全てつながったことから、「一本列島」というキャッチフレーズも生まれました。


 春と秋には瀬戸大橋の内部を見学できる「瀬戸大橋スカイツアー」、夏には「親子ツアー」を開催。参加費は500円(税込)、毎回抽選となるほどの人気となっていて、普段は入ることができない吊り橋の管理用通路を歩いて通り、高さ175メートルの塔頂までエレベーターで登ると、瀬戸大橋と瀬戸内海を一望できる絶景ツアーです。


 当時としては世界でも類をみない「世紀の難工事」と呼ばれ、瀬戸大橋は2017(平成29)年に日本の20世紀遺産に選ばれています。


 


1988 年4月10 日の日経平均株価終値は

26,748円89銭


※4月10 日は休日のため前営業日の株価


 


ライター FIX JAPAN 前沢ともあき


 


(トウシル編集チーム)

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