経済や投資、マーケットに関するオリジナルクイズです。投資未経験者でも自然に投資力アップできるトウシルクイズにチャレンジしてみませんか?
日本の株式市場に上場している上場投資信託(ETF)で純資産総額が最も多いのは①~③のどれ?
- 米国株価指数S&P500種指数に連動するETF
- 日本の東証株価指数(TOPIX)に連動するETF
- 日本の日経平均株価に連動するETF
ヒント
日本では過去に日本銀行が金融緩和策の一環として特定のETFを毎年、数兆円規模で購入していました。
解答
2: 日本の東証株価指数(TOPIX)に連動するETF
東京証券取引所に上場する上場投資信託(ETF)に関しては、②の東証株価指数(TOPIX)連動型がダントツの純資産総額を維持しています。2013年4月以降、当時の日本銀行・黒田東彦総裁が打ち出した「異次元緩和」の一環として、日銀が年間1~6兆円規模で購入を続けたためです。日銀は2024年3月に新規の買い入れを終了しましたが、いまだに購入したETFの売却は行っていません。そのため、日銀が最も買い入れた野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」(1306)の純資産総額は25兆8,806億円に達しています。ちなみに、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)では、S&P500種指数や全世界株式に連動する外貨建てインデックス型投資信託が大人気で、三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、2025年8月21日時点(以下同)で純資産総額が8兆円を超えています。
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(トウシル編集チーム)