三重交通のグループ会社が車両を供給します。

113人乗り連節バス「神都ライナー」12月プレ運行開始 いす...の画像はこちら >>

三重交通が伊勢市内の外宮内宮線に導入する連節バス「神都ライナー」(画像:三重交通)。

 三重交通は2020年10月13日(火)、伊勢神宮などを走る「外宮内宮線」で計画している連節バスの導入について、愛称や運行時期が固まったと発表しました。

 連節バスの愛称は「神都(しんと)ライナー」。車両には外宮内宮線の専用車として、神宮の森や神聖さを緑と白のツートンカラーで、五十鈴川(いすずがわ)の流れを中扉のドット柄で表現したデザインを施すといいます。

 車種はいすゞのハイブリッド連節バス「エルガデュオ」です。2台の車体がつながったその全長は約18m、定員は座席38名、立席74名、乗務員1名の計113名で、標準的な路線バスの約1.6倍だそうです。三重交通のグループ会社である三重いすゞ自動車が、車両の販売やアフターサービスを担います。

 今後、10月と11月に各1台が納入され、12月から「プレ運行」との位置づけで、繁忙期に臨時便として運行を開始するといいます。本格的な定期運行は2021年4月からの予定です。

 ちなみに国産の連節バスは、2020年7月から横浜、10月から東京で運行を開始しています。今回の三重交通が国内3例目の営業運行となる見込みです。

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