「博多→鹿児島中央」が加わります。
宮崎空港駅で発車を待つ特急「36ぷらす3」(2020年10月、恵 知仁撮影)。
JR九州は2020年11月2日(月)、特急「36ぷらす3」の木曜日ルート「赤の路(みち)」について、19日(木)に運行を開始すると発表しました。
特急「36ぷらす3」は10月にデビューした観光列車(D&S列車)です。車両は特急用の787系電車6両を改造。個室やビュフェなども備え全車グリーン車として運行されています。寝台設備はなく、昼行列車の扱いです。福岡の博多を木曜に出発し、熊本、鹿児島、宮崎、大分を経由し、日曜に博多に戻ります。月曜は博多~長崎間を往復します。
このうち木曜は博多~熊本~鹿児島中央間を走りますが、7月の豪雨で肥薩おれんじ鉄道が被災したため、列車デビュー後も木曜「赤の路」は販売の保留が続いていました。
11月1日(日)に肥薩おれんじ鉄道が全線で運転を再開したことから、「36ぷらす3」の試運転などを経て、19日(木)に「赤の路」の運転が始まります。時刻は博多9時52分(休日9時58分)発、熊本12時00分発、鹿児島中央16時24分着です。途中の玉名、熊本、牛ノ浜では10~20分ほど停車します。
きっぷの「グリーン席プラン」(博多~鹿児島中央間の場合1万6860円)は5日(木)に発売。