軽戦車が復活する嚆矢となるのでしょうか。

ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ(GDLS)は2020年12月15日(火)、開発中の「MPF(Mobile Protected Firepower:機動防護火力)」車両について先行量産車2両をアメリカ陸軍に引き渡したと発表しました。

同社によると12月末までにさらに2両を納入する予定とのことです。

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ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ(GDLS)が開発したMPF。105mm砲を装備する(画像:GDLS)。

 同社はアメリカ陸軍と12両のMPFを試作開発する契約を結んでおり、すでに8両が引き渡し済みで、残る4両が今回の12月納入分となります。

 MPFは、アメリカ陸軍が推し進める歩兵旅団戦闘チーム(IBCT)の戦力強化の一環で計画されている新装備で、先行して引き渡された8両はすでにアメリカ陸軍で各種試験に投入されています。

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