回生電力もフル活用できるように。
変電所で電圧をコントロール可能に電圧制御装置の試験が行われた草津線。
JR西日本は2021年5月27日(木)、架線電圧を一定に保つため、変電所の電圧制御装置を公益財団法人 鉄道総合技術研究所(鉄道総研)と協同で開発し、実用化にめどがついたことを発表しました。
一般的に架線電圧は、出力電流が大きくなるほど低下することから、列車の運転状況によって変動するため、電圧が低下した際に列車の加速力も低下するという課題がありました。
今回開発された変電所の電圧制御装置「整流器用可変リアクトル(SR-VR)」は、この架線電圧を自由に変化させられるもので、先述の課題に対処できるほか、列車のブレーキ時に発電された電力(回生電力)にも対応し、有効活用することもできます。
JR西日本では2020年度末に、草津線の甲賀変電所で試作機による走行試験を実施。任意の電圧で一定に保つことができたことから、この変電所での実用化へのめどがついたとのことです。

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