あら、この車両は日産のアレ?

みなとみらい・中華街エリアで実証

 日産とNTTドコモは2021年7月19日(月)、横浜みなとみらいおよび中華街エリアにて、自動運転車両を用いたオンデマンド配車サービスの実証実験を9月21日(火)から開始すると発表しました。また、実証実験に参加する一般モニター約200名を同日からインターネットで募集しています。

日産が公共交通? ドコモとオンデマンドバスを横浜で運行 実証...の画像はこちら >>

車両イメージ(画像:日産)。

 スマートフォンアプリの地図上に23か所設けられた乗降ポイントを利用者が指定すると、自動運転車両がやってくるというサービス。配車予約では、行きたい場所を地図から直接指定する以外に、ショッピングや食事、観光などのカテゴリから目的地を選択することが可能だそうです。

 この実験では、自動運転車両を用いた交通サービス「Easy Ride」と、AI(人工知能)を活用したオンデマンド交通システム「AI運行バス」を組み合わせています。これにより、「将来の完全自動運転による交通サービスをイメージさせる最新技術やサービスを実際にお客さまに体験いただき、その実用性を検証する」ことが目的といいます。

 オンデマンド交通は既存の路線バスなどが不便な地方で取り入れられていましたが、最近では東京や大阪といった大都市でも実装されています。

日産とNTTドコモは、「両社の持つ最新技術の強みを活かし、誰もがどこからでも好きな場所へ自由に移動できるサービスの実現をめざしていきます」としています。