平子社長は「どうぞご期待ください」とコメントしています。

2018年から放映

「歌舞伎」をテーマとしていたANA(全日空)グループの機内安全ビデオが放映終了となり、新たなものに変わることがわかりました。

これは、ANAグループの機内誌『翼の王国』2021年9月号の冒頭で、同社の平子裕志社長が発表したものです。

ANA “歌舞伎”機内安全ビデオ11月に終了へ 新ビデオ、...の画像はこちら >>

ANA機(乗りものニュース編集部撮影)。

 ANAの「歌舞伎」機内安全ビデオは、2018年12月1日より国内線で、2019年1月1日より国際線で上映開始。松竹株式会社の協力、ならびに歌舞伎俳優の尾上松也氏監修の下、制作されました。安全ビデオの本来の目的である「安全情報を確実に伝えること」と、「エンターテイメント性」、双方のバランスに留意し制作されているといいます。

 平子社長は『翼の王国』で、現在の「歌舞伎」機内安全ビデオを「おかげ様で観ていただける方が増え、好意的なお声も数多く頂戴しています」と評します。そのうえで、「11月からは新しい機内安全ビデオが始まります。歌舞伎役者から一転、ANAのサービスを提供する様々な職種の社員がリレー形式で安全マナーを説明いたします。また、日英のナレーションと同時に字幕と手話も取り入れ、大切な情報を確実にお伝えします。どうぞご期待ください」と新ビデオの内容について触れています。

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