ANAの超大型旅客機エアバスA380「フライングホヌ」のラスト1機となる「サンセットオレンジ」の3号機。コロナの影響でとどまっていた同機が、まもなく日本へやってくる見込みです。
ANA(全日空)の超大型旅客機、エアバスA380「フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)」の3号機「JA383A」。同機が週内にも日本に飛来し、ANAに納入される見込みです。一方、エアバス社のデリバリーセンターがあるフランスのトゥールーズでは、日本へのフライトに向けた準備が進んでいます。
ANAのA380「フライングホヌ」の3号機(2021年10月14日、乗りものニュース編集部撮影)。
ANAのA380は成田~ホノルル線の専用機として、2019年に初号機が導入されました。総2階建ての胴体をもち、4クラスで席数は520。横になって寝られるエコノミークラス「ANAカウチ」などユニークな設備を持ちます。
当初の計画では同機は、2019年に2号機、そして2020年に3号機が到着し、計3機体制でホノルル線定期便へ投入される計画でした。つまり、この3号機がANAにとって最後のA380となります。
ところが新型コロナウイルス感染拡大で国際線の運航規模が大幅に減少したことにともなって、同社のA380は2020年3月から定期便運用を外れることに。
ANAでは3機のA380に、それぞれ異なるカラーリングで、ハワイで神聖な生き物とされる「ホヌ(HONU。ウミガメ)」の特別塗装を施しています。
2019年5月就航の1号機はハワイの「空」をイメージした「ANAブルー」、6月就航の2号機はハワイの「海」をイメージした「エメラルドグリーン」であるのに対し、3号機はハワイの「夕陽」をイメージした「サンセットオレンジ」のテーマカラー。機首部分に描かれた「ウミガメ」の顔も、女性的な長いまつげがあしらわれています。なお、同機の塗装は2020年1月に完了しています。
ANAのA380「フライングホヌ」の3号機の機内(2021年10月14日、乗りものニュース編集部撮影)。
トゥールーズでは現地時間15日(木)、日本へのフェリーフライト(回航)に先立って、3号機の給油作業やソフトウェアのインストールといった作業が行なわれました。報道陣には新品同等の塗装をまとった機体外観と、まだ誰も旅客を招き入れていない機内などが公開されています。

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