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JR東日本と東武「ドライバレス運転」で協働JR東日本と東武鉄道は2022年5月24日(火)、鉄道の「ドライバレス運転」の実現へ向け、協力して検討を進めると発表しました。
山手線のE235系(画像:kawamuralucy/123RF)。
JR東日本は山手線で、東武は大師線(西新井~大師前)で、それぞれ自動運転の実現に向けた取り組みを進めています。両社は、そのシステムや保安装置の仕様共通化などによって、導入のスピードアップや開発コストの軽減を図る構えです。
東武は、2022年度には前方支障物検知システムを仮設搭載し、大師線の営業運転車両で検証試験を実施。2023年度以降に添乗員付き自動運転(GoA3)を実施すべく、検証試験を進めています。
JR東日本は添乗員付き自動運転(GoA3)を目指し、ATACS(無線式列車制御システム)の導入や、高性能なATO(自動列車運転装置)などの必要な開発を進めています。2022年10月頃から2か月程度、山手線で実証運転を行う予定。また、車両前方にステレオカメラを搭載して障害物をリアルタイムで自動検知する「車両前方の障害物検知システム」を開発しており、2023年度から営業列車へ搭載し、データの蓄積と機能改善を図っていくということです。

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