関西でJRの列車を利用すると、普通や新快速といった種別の左隣にアルファベットが表示されていることがあります。JR神戸線の例なら、「A快速 米原」といった具合です。
関西のJR列車に乗ったとき、「普通」や「新快速」といった種別の左隣に、謎のアルファベットが表示されていることがあります。列車の側面に行先とともに表示されることもあれば、車内の液晶画面に表示されることもあります。これはいったい何を意味しているのでしょうか。
結論をいえば、アルファベットは「路線記号」を表しています。北陸本線~琵琶湖線~JR京都線~JR神戸線系統を「A」とし、そこから枝分かれする路線に東から「B~W」を割り当てています。重複や欠番がありますが、全部で21種(路線分)です。
つまりJR神戸線の場合、「A快速」という種別があるのではなく、JR神戸線(東海道本線・山陽本線)系統(A)を走る「快速」を意味するわけです。
JR神戸線に乗車時、車内の液晶画面には「A快速」との表示があった(乗りものニュース編集部撮影)。
路線記号は2014(平成26)年8月、訪日外国人などに対して行先を分かりやすく案内するため、近畿エリアと広島エリアに導入。駅ナンバリングとあわせ、例えば敦賀駅(福井県敦賀市)は「A-01」といった具合に割り当てられています。
ところで、出身が関東だという20代の男性は、仕事で大阪へ出張した際にアルファベットの意味が分からなかったとのこと。
確かに京浜東北線を見てみると、「快速 大宮」とだけ表示されています。ただしJR東日本管内でも路線記号は導入されており、例えば最新型車両が走る横須賀・総武線快速の場合だと、「普通〈JO 01〉久里浜」のように表示されます。この「JO」が路線記号であり「横須賀・総武線快速」を表しますが、東日本ではアルファベット+数字と、駅ナンバリングも同時に表示するのです。
ちなみに先述の広島エリアでは、路線カラーの頭文字をそのまま路線記号としています。
例えば山陽本線の広島~岩国間は赤色(Red)なので「R」、呉線の広島~広間は黄色(Yellow)なので「Y」といった具合です。

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