「新宿から両国まで10時間」ぐるっと遠回りする臨時列車運行へ 通常なら22分
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国鉄型特急の185系に10時間乗れます。

「185系北総・房総美味いもんTRAIN」とは

　2023年8月26日（土）に、新宿駅から両国駅まで約10時間かけて走る列車が運行されます。

これはJR東日本グループの旅行会社、JR東日本びゅうツーリズム＆セールスのツアー用臨時列車「185系北総・房総美味いもんTRAIN 名産品を積込みながら千葉をぐるり一回り」として運行されるものです。　

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185系（画像：写真AC）。

「185系北総・房総美味いもんTRAIN」は、現在は主に団体臨時列車で使用される国鉄型特急車両・185系で運行されます。新宿駅を8時に出発し、千葉県内の各線を巡り、両国駅に20時頃に到着する予定です。ちなみに、新宿駅から両国駅まで、中央・総武線の各駅停車で移動した場合の所要時間は約22分です。

　千葉県内では、各地の名産品を積み込みながら走ります。佐原では、和菓子の「佐原ばやし」、銚子では「鯖寿司」、大原では、いすみ鉄道の「い鉄揚げ」と「千葉県誕生150周年記念いすみ鉄道記念乗車券セット」、安房鴨川では「まるごとびわゼリー」、和田浦では「くじらのジャーキー」と「レモンサイダー」が積み込まれる予定です。

「乗り鉄」と地域の名産品が同時に楽しめる斬新なこの企画。JR東日本びゅうツーリズム＆セールスでは、この列車のみに乗車するツアーのほか、翌日に福島県を走る観光列車「フルーティアふくしま」に乗車できるツアーも販売しています。

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