自動車のいわゆる「希望ナンバー」で、「358」という数字の人気がかなり高まっているようです。しかし、その由来は様々な説があっても、ナゾと言わざるを得ません。
ジャパンモビリティーショー2023(一般公開日:10月28日~11月5日)では、自動車ナンバープレートの業界団体である全国自動車標板協議会が「ナンバープレート展」を開催しています。ここで、各地域における最新の「希望ナンバー」人気ランキングが発表されました。
ジャパンモビリティーショーの「ナンバープレート展」(乗りものニュース編集部撮影)。
ナンバープレート展は旧東京モーターショーで毎回行われていましたが、今回は4年ぶりの開催です。ナンバープレートの大きな4ケタの数字(一連指定番号)を任意に選べる希望ナンバーの各地域におけるランキングを見てみると、ある変化に少し驚きました。
それは、「358」というナンバーの“大躍進”です。
3ナンバー車の場合、2019年版ランキングで圧倒的に人気だったのは「1」です。117地域中101地域で1位をとっており、その他の地域も1位は「8」「3」「5」といったところでした。しかし2023年版になると、3ナンバー車では135地域中13地域にて、「358」が1位になっています。
より「358」が人気なのは、軽自動車です。2019年版でも全国6位に入っていましたが、2023年版ではついに全国1位まで上昇しました。
もともと、5ナンバー車(小型自動車)や軽自動車では「2525(ニコニコ)」「1122(いい夫婦)」といった語呂合わせの数字が人気で、これに対し3ナンバー車(普通自動車)では「1」や「8」といった1ケタ数字が人気であるなど、やや“硬派”ともいえる傾向がありました。
ただ、「358」が1位の地域を見ると、ある特徴に気づきました。
2023年版で地域数が117から135へ増えたのは、2020年にいわゆる「ご当地ナンバー」として全国17の地域名が追加されたためですが、その新しい地域で「358」が人気となっているようです。3ナンバー車では新規17地域中、苫小牧、知床、白河、上越、伊勢志摩、四日市、出雲、高松の8地域で、「358」が1位になっています。
では、「358」にはどのような意味があるのか――これは“由来不明”と言わざるを得ません。様々な説が飛び交っていますが、インターネット上では、幸運をもたらす「エンジェルナンバー」などと呼ばれることもあるようです。
全国自動車標板協議会によると、東北地方では郷土料理の「三五八(さごはち)漬け」にちなんで選んだ、という声も実際に窓口で聞かれたといいます。漬床に塩、米麹、米をそれぞれ3:5:8の割合で使う漬物のことです。

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