日本に来れる……?
プリンセス・クルーズ最大の船がまもなく登場アメリカを拠点とするプリンセス・クルーズの新造船「サン・プリンセス」が2024年初めにデビューします。ブランド史上最大、そして初のLNG(液化天然ガス)燃料を使用するクルーズ船です。
新造船サン・プリンセス(画像:プリンセス・クルーズ)。
新造船「サン・プリンセス」は乗客定員4300人、総トン数17万5500トン、全長は東京タワーよりも長い345m、「スフィア・クラス」という新たなカテゴリーの1番船になります。造船所はイタリアのフィンカンティエリですが、同国で建造される船としても史上最大級のようです。
また、プリンセス・クルーズでは初となるLNG燃料を採用し、GHG(温室効果ガス)の放出や海洋ガスオイルを大幅に削減するとしています。
船内には3層吹き抜けのガラス円球型ロビー「ピアッツァ」や、その上部のプールや噴水を備えたガラス張り空間「ザ・ドーム」、そしてステージの周囲270度を席で囲んだ「プリンセス・アリーナ」などがあります。このアリーナではパフォーマンスチームによるショーも実施。また、バルコニーとサンデッキの数は歴代のプリンセス客船のなかで最も多いそうです。
サン・プリンセスは2024年初頭、地中海クルーズでデビュー。すでに欧州やカリブ海クルーズなども販売されています。秋にはスフィア・クラスの2番船「スター・プリンセス」もデビュー予定です。
ちなみに、プリンセス・クルーズはコロナ禍の初期に日本でも話題となった「ダイヤモンド・プリンセス」を擁します。