HAC(北海道エアシステム)が機体デザインを「鶴丸」に変更。また客室乗務員や地上スタッフの制服も、JALグループ共通デザインになります。
JAL(日本航空)グループのHAC(北海道エアシステム)が2016年4月から、保有機材を「鶴丸」ロゴマークの新塗装にするとともに、客室乗務員と地上スタッフの制服をJALグループ共通デザインへ変更します。
HACは2014年10月にJALグループへ参加。札幌市の丘珠空港を拠点に、北海道内の函館・釧路・利尻・奥尻、そして青森県の三沢を結ぶ路線を運航しており、小型プロペラ(ターボプロップ)機のSAAB 340Bを3機保有しています。HACはこの全機について、2016年4月下旬以降に順次、「鶴丸」塗装に変更する予定です。
JALが、大空に舞う鶴の姿をモチーフにした「鶴丸」をロゴマークに採用したのは1959(昭和34)年、JALの国際線開設、ジェット旅客機時代の到来という出来事があった頃です。HACによると「鶴丸」は日本人の気高い精神、きめ細やかな情緒を表現したものといい、国際社会のなかで挑戦と成長を続ける日本の品格、信頼感、パイオニアスピリットを象徴するものだったとのこと。そして今回、「日本が世界に誇れるJAPANブランドの原点」として、機体塗装に採用するといいます。
CA制服はJALグループ共通、ただスカーフに注目HACの客室乗務員が着用する新制服は、「鶴丸」をモチーフにしたJALグループ航空会社で採用されているものと同一デザインになります。グループ各社の特色は色違いのスカーフで表現されており、HACではラベンダーをイメージした紫色を取り入れたスカーフを着用します。
地上スタッフの新制服も、紺を基調に赤いラインを配したJALグループで統一のデザインになります。
客室乗務員と地上スタッフの制服デザインは、丸山敬太さんの制作・監修。4月1日(金)からの導入です。