JR恵比寿駅西口に商業施設「アトレ恵比寿西館」がオープン。駅東西の回遊性が向上し、恵比寿の街のさらなる発展が期待されます。
JR恵比寿駅西口に2016年4月15日(金)、商業施設「アトレ恵比寿西館」(東京都渋谷区)がオープンしました。この西館は、恵比寿駅東口と直結する「アトレ恵比寿本館」(1997年開業)と連絡通路でつながれることから、施設を運営するアトレは「駅東西の回遊性を高めて、より豊かで楽しい恵比寿の暮らしを実現したい」としています。
西館は地上8階・地下1階の計9フロアで構成し、延べ床面積は約9700平方メートル。スーパーマーケット(地下1階)、カフェ(1~3階)、食品(4階)、生活雑貨(5~6階)、レストラン(7~8階)などの店舗が計27店出店(ATM含む)。既存施設よりも飲食店の比率を高め、「安らぎを感じられる場所を目指した」(同社)といいます。
「空中花園」では世界の植物を展示8階のガーデンテラス「アトレ空中花園」では、「プラントハンター」として世界各地の植物を収集する、そら植物園代表の西畠清順さんがスペイン・アンダルシアから運んだ樹齢約500年のオリーブなど、さまざまな品種を展示。珍しい植物を鑑賞しながら、食事などを楽しめます。5月中旬からはビアガーデンも開催予定です。
アトレによると、西館の年間売上目標は66億円。来客数は、1日に約3万人が利用する本館に準じる数字を目指したいとしています。これまでは、20~30代のOL層をメインターゲットにしてきたアトレですが、恵比寿西館は「より幅広い層をターゲットに地域の皆様の利便性向上に貢献したい」とのことです。
営業時間は、ショップが10時~21時30分、飲食店が11時~23時。