JR四国の路線で普通列車として使用されている121系電車がリニューアル。台車にはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使用された新型のものが採用されます。
JR四国は2016年5月11日(水)、予讃線の高松~伊予西条間や土讃線の多度津~琴平間で普通列車として使用している121系電車の38両(2両×19編成)をリニューアルすると発表しました。
台車(車輪のある部分)は、川崎重工業が開発した新型の「efWING」というものに交換。この台車のフレームやばねには、高い強度と軽さをあわせ持った材質であるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使用されていることから、走行安全性の向上と大幅な軽量化が図られました。2016年の2月から4月にかけて行われた予讃線での走行試験では、CFRP台車の安全性と乗り心地の改善が確認できたといいます。
制御装置は、電車を動かす電気を直流から交流に変換してモーターを効率良く制御する「VVVF(可変電圧可変周波数)インバーター」に変更。これに伴いモーターも、直流から交流のタイプに変わりました。
外観は従来の赤いラインとともに、「『efWING』を用いるなど環境に配慮したエコロジーな」(JR四国)イメージの緑色のラインによるデザインです。車内はシートや窓枠などを更新。車いすスペースも設けられます。
車両の形式番号は、JR四国の7000系電車との連結を考慮し「121系」から「7200系」に改められます。運転台と動力(モーター)の付いた車両(Mc車)は7200番台、運転台があり動力がない車両(Tc車)は7300番台です。
リニューアルされた7200系電車は、今年6月以降に運転が開始されます。

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