100系や200系の動向も注目されます。

N100系「スペーシアX」に続く新型特急を開発へ

 東武鉄道は2025年4月30日、「長期経営ビジョン」の実現に向けた主要プロジェクトを公表。

鉄道事業では「新型特急車両の開発」などを盛り込みました。

東武鉄道が「新型特急」開発へ!いつから導入?「スペーシアX」...の画像はこちら >>

1990年に登場した東武100系(画像:写真AC)

 東武鉄道は、2022年から2024年にかけて、N100系「スペーシアX」を4編成導入していますが、これとは別に新型特急車両が開発されることになります。なお、導入時期は2030年代半ばが想定されています。

 同社によると、新型特急の導入路線や車両の形態については、現時点では「まったく白紙の状況」(広報部)とのこと。今後、具体的な検討を進めるようです。

 東武の特急車両は、1990年に登場した100系「スペーシア」や、「りょうもう」用の200系の車齢が高くなってきており、動向が注目されます。

「長期経営ビジョン」の鉄道事業ではこのほか、スカイツリーラインと東京メトロ有楽町線の相互直通運転、スカイツリーライン緩行線やアーバンパークラインのワンマン運転、亀戸線における自動運転などが盛り込まれています。

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