あのふかふかシート、一定の需要ありそうです。
5機が運用中ANA(全日空)が2025年3月期(2024年4月~2025年3月)の決算を取りまとめました。
ANAの「ボーイング777-300国内線仕様機」(乗りものニュース編集部撮影)。
777-300は1998年にANAに導入されたモデルで、以来、高需要国内線で運用されてきました。2025年4月現在の運用機数は5機です。一方同社は、429席を配するボーイング787-10国内線仕様機の導入も進めており、これが777-300の後継としています。なお、短信で公開された計画では787-10を2機導入する予定であるともしており、この導入に伴って777-300を更新する計画であると見られます。
なお、ANAによると「具体的な退役時期についてはまだ決まっていない」とのことです。なお同社ではこのほか、新型機「ボーイング737-8」1機をはじめ、計10機の新機材を導入する計画だとしています。ちなみに同社は成田~ホノルル線限定で、総2階建て旅客機、エアバスA380「フライングホヌ」を運用しており、これは520席を装備。現在国内航空会社で最大の座席数を持つ機体となります。