国道161号「小松拡幅」2.4kmの開通が近付いています。
国道161号「小松拡幅」南側が今秋開通国道161号「小松拡幅」の14工区が、2025年秋に開通する予定です。
開通が近付く国道161号小松拡幅14工区(画像:滋賀国道事務所)
国道161号は滋賀県大津と福井県敦賀をJR湖西線に並行して結ぶ琵琶湖西岸の道路です。名神高速の京都東ICに直結する藤尾ランプから北へ、信号のない無料のバイパス(西大津バイパス、湖西道路、志賀バイパス)が大津市の北まで通じています。
小松拡幅は、その信号のないバイパス部をさらに高島市まで延長する6.5kmの事業です。志賀バイパスから続く南側の14工区(2.4km)は、2025年秋の開通に向けて工事が進んでいます。
道路は暫定2車線で新設。現道の渋滞ポイントである北小松交差点を回避し、北小松トンネルを抜けて、大津・高島市境の手前に至ります。京都東IC付近からJR湖西線の北小松駅の先まで、信号なしで進める区間が延びる形です。
ちなみに大津市内の湖西道路で暫定2車線だった坂本北IC~真野IC間6.6kmも、同じ2025年秋に4車線の開通が控えています。湖西の高規格バイパスはさらに快適さを増しそうです。
なお、小松拡幅14工区と高島バイパスをつなぐ小松拡幅の北側「13工区」4.1kmについては、高島市側の末端部1.0kmが4車線で開通済みですが、残りの市境部は当初の湖畔から山側へルート変更する形で計画が進んでいます。