NEXCO東日本は2025年8月1日、圏央道の4車線化工事にともない、9月に2区間で夜間通行止めを行うと発表しました。8月29日に4車線開通する区間とは別の区間も、“延伸モード”へ移行します。
NEXCO東日本は2025年8月1日、圏央道の4車線化工事にともない、9月に2区間で夜間通行止めを行うと発表しました。8月29日に4車線開通する区間とは別の区間も、“延伸モード”へ移行します。
4車線化工事中の五霞-境古河間。9月に車線切り替えを行い、対面通行が解消される(乗りものニュース編集部撮影)。
暫定2車線で開通した圏央道の久喜白岡JCT(東北道)~大栄JCT(東関東道)間92.2kmでは4車線化事業が進んでおり、これまで久喜白岡JCT~五霞IC間と境古河IC~坂東IC間が完成しています。8月29日には、新たに茨城県内のつくば牛久IC~牛久阿見IC間6.1kmと、阿見東IC~稲敷IC間6.0kmが4車線となります。
その直後から、次の2区間で4車線化に向けた工事に伴う夜間通行止めが発生します。期間が合計およそ2週間と長いため、通行には注意が必要です。
●つくば中央IC~つくばJCT~つくば牛久IC
・期間:9月1日(月)-6日(金)の5夜間、各日20時~翌5時
●五霞IC~境古河IC
・期間:9月8日(月)-12日(金)の5夜間、各日20時~翌5時
通行止め中は各区間で乗継ぎICを指定し、一般道へ迂回して乗り継ぐ際に通行料金を調整する「乗継調整」が実施されます。この際、すでにETC専用運用となっている坂東ICや牛久阿見ICは、ETC車以外でも利用が可能となります。「サポート」と表示されたレーンに入り、一旦停止して現地の案内や係員の指示に従ってほしいということです。
今回の夜間通行止め後、両区間では4車線化のため並行して新設された道路へ車線が切り替えられ、上下線を分離しての2車線運用に移行します。
現在のところ、4車線開通はつくば中央IC-つくばJCT間4.3kmが2025年度(つくばJCT-つくば牛久IC間は4車線化済み)、五霞IC-境古河IC間6.9kmが2026年度の予定です。