ラウンジもあります。

最新の完成イメージも公開

 JR北海道は2025年8月4日、普通列車用として運行されてきたキハ143形気動車をリニューアルする新たな観光列車「赤い星」「青い星」の運行時期を発表。

最新の車両完成図も公表しました。

「40年モノの車両」が驚愕のリニューアル 茶室まで備えた豪華...の画像はこちら >>

普通列車として運用されてきたキハ143形(画像:写真AC)

「赤い星」「青い星」は、JR北海道が「スタートレイン計画」として進めており、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインを担当。普通列車として使用されてきたキハ143形4両を約18億円かけて大幅に改造します。

 当初は2026年度に運行開始予定でしたが、改造元となるキハ143形の車体は経年40年を超えており、想定以上の腐食・歪みが確認されたため、運行開始時期を変更することが発表されていました。

「赤い星」は今後、2027年2月に函館線・石北線の札幌~網走間から運行を開始する予定。「青い星」は2027年6月に富良野線の旭川・美瑛~富良野間から運行を開始するとしています。

「赤い星」はラグジュアリークラスで、北海道開拓使のシンボル「赤星」をイメージ。個室、セミコンパートメント、ボックス席、ラウンジ、茶室など多様なニーズに対応する座席が設定されます。

 プレミアムクラスとなる「青い星」は、ラベンダーや青い池をイメージした車両となる見込み。ボックス席や展望室などが設置されます。

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