防衛省・自衛隊は2025年8月23日、在日米軍横須賀海軍施設に寄港しているイギリス海軍の最新鋭空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を石破茂総理大臣が視察したと発表し、同艦の飛行甲板で撮影された記念写真を公開しました。
【画像】壮観!これが空母「プリンス・オブ・ウェールズ」飛行甲板で撮影された記念写真です
「プリンス・オブ・ウェールズ」は、艦橋構造物が前後に分かれた「ツイン・アイランド」を世界で初めて採用し、艦首にスキージャンプ勾配を備えていることが外観上の特徴です。
公開された記念写真は、このスキージャンプ勾配付近で撮影されています。石破総理のほか、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使、ジョージ・グラス駐日米国大使ら各国要人が艦載機と共に並ぶ壮観なものとなっています。
「プリンス・オブ・ウェールズ」は今後、8月28日(木)から9月2日(火)まで東京国際クルーズターミナルに寄港する予定です。
なお、イギリス空母打撃群の日本寄港は2021年以来2回目。今回は「プリンス・オブ・ウェールズ」、駆逐艦「ドーントレス」、ノルウェーのフリゲート艦「ロアール・アムンセン」で構成されており、イギリスやノルウェーがインド太平洋地域へのコミットメントを示すことを目的としています。