グリーン車の座席を活用した普通車指定席を連結

 JR西日本は2025年9月11日、東海道・山陽新幹線用のN700系16両編成を、山陽新幹線用の8両編成に短縮する改造工事を実施した編成が、10月1日(水)に営業運転を開始すると発表しました。

【画像】車内スゴッ!これが8両になったN700系の「豪華指定席」です

 N700系の8両化工事は、2007年から導入されたN700系5000番台が対象で、博多総合車両所で実施。

新幹線車両で最古参となっている500系を置き換えます。

 8両に短縮されたN700系は、現在の16両編成が連結している3両のグリーン車を4~6号車に組み込み、座席をそのまま活用して4列座席の普通車指定席としたことが特徴です。なお、グリーン車の活用にあたっては、絨毯を撤去するなど、他の号車に仕様を合わせる措置も実施されています。

 置き換え対象となる500系でも16両から8両に短縮された際、同様の改造工事が行われており、N700系の改造車でも「グリーン車の座席を活用した指定席」を利用することができます。

 また、7号車には車いす対応座席、車いすスペースも設けられています。

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