南武線の北側が高架化!

 東京都は2025年9月19日、立川市・国立市で計画されているJR南武線の高架化について、環境影響評価書を提出したと発表しました。

【一気に踏切除去!】これが「南武線」立川側の高架化区間です(地図/画像)

 今回の区間は約3.7kmを高架化し、踏切19か所を解消するものです。

一部の踏切は2019年に国から「改良すべき踏切道」の「遮断交通量が多い踏切」に認定されていました。

 立川駅の南東で高架に移り、西国立、矢川の両駅は島式ホームの高架駅となります。谷保駅の手前で地上に下り、同駅前後の踏切は存続しますが、立川駅からここまでは踏切ゼロになる見込みです。

 なお、2023年の住民説明会では、西立川-矢川間の急カーブでは通過時の騒音を低減するため「コンクリート直結軌道」を採用すること、西国立駅構内にある保守基地は高架化後、谷保駅南側に移転予定であることなどが説明されました。

 事業期間は「約13年」と見込まれています。都は都市計画手続を併せて進め、早期事業化を目指すとしています。

 ちなみに、南武線では川崎市内の武蔵小杉~矢向間(約4.5km)でも今年度から連続立体交差化事業が始まっています。

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