東京お台場にある東京ビッグサイトを会場に、2025年11月9日まで「ジャパンモビリティショー2025」が一般公開されています。
【外国車って思えない!】これがBYDの新型EVバスの車内です(写真)
ここでは世界各国の自動車メーカーがブースを用意していますが、中国メーカーのBYDは、乗用車ブースと商用車ブースに分けて出展。
BYDは、1995年に中国・深センで設立されたハイテク企業です。創業当初は携帯電話用のリチウムイオン電池製造がメインで、2002年にはノキアのサプライヤーになるなど、バッテリー分野で世界シェア1位を達成しました。このバッテリー開発ノウハウと、その製造力がEV用バッテリーに活かされています。
その技術を使って、同社は2003年から自動車事業に参入。2008年には投資家ウォーレン・バフェット氏の出資を受け、同年12月には世界初の量産型プラグインハイブリッド車「F3DM」を発売、電動化の先駆者となりました。
日本市場へは2015年にEVバスで参入。当初は小型バスが中心でしたが、日本市場向けに専用設計された小型モデル「J6」や大型の「K8」を投入し、急速に取引会社の数を増やしました。その結果、2025年1月現在、日本国内のEVバス市場で7割強という圧倒的なシェアを占めるトップメーカーとなっています。
これまでBYDジャパンのEVバスは小型・大型のみでしたが、今回発表されたJ7は、日本の路線バスで約2割(約1.2万台)を占める「中型」セグメントをカバーする、戦略的なモデルとなります。
J7の投入により、BYDは日本の路線バス市場でついに小型・中型・大型のフルラインナップを完成させています。
日本専用モデル「J7」EVバスの実力新型「J7」は、日本の道路環境に最適化された日本専用モデルです。
BYDの新型EVバス「J7」(宇野 智撮影)
バッテリーは、BYDが独自開発したリン酸鉄リチウムイオン(LFP)採用の「ブレードバッテリー」を搭載。容量は216kWhで、バッテリーを車両の天井部分と後部に配置することにより、車室内の「フルフラット」構造を実現しました。これは国土交通省認定のノンステップ仕様に準拠しています。
航続距離は、公式仕様で200km(GB/T規格)とされています。充電は日本のCHAdeMO規格に対応し、約3時間で完了します。足回りには快適性と安定性を両立するエアサスペンション(前後)を採用しています。
乗車定員は仕様により異なり、都市型で58名(座席19+立席36ほか)、郊外型で54名(座席21+立席28ほか)です。価格は3650万円で、2024年1月から予約受付を開始しています。
プレスデーにブースの説明員にハナシを聞いたところ、J7の納車開始は「今年の12月(2025年12月)からを予定している」との回答でした。
また、航続距離について、「冬場の暖房使用時で170kmぐらい」というユーザー(バス事業者)からのフィードバックがあるとのことで、実用面に問題はなさそうです。
BYDは日本国内のEVバス市場でシェア7割を達成し、今回のJ7投入で前述したように小型から大型までの全ラインナップが揃いました。

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