東京都は2025年1月5日、府中市内で新たな地域幹線道路「府中3・4・3号 狛江国立線」の整備事業に着手すると発表しました。
狛江国立線は、主に北多摩地区の多摩川沿いを東西方向につなぐ都市計画道路です。
また、府中街道など南北に交差する各路線とのネットワークも強化されるほか、中央道の稲城IC、府中スマートIC、国立府中ICへのアクセス道路としての役割も果たすと期待されており、延焼防止や災害時の東西連絡ルートの確保も図られます。ただし、未開通部は住宅街を貫くこともあり、全線を一体の道路として認識するレベルには至っていません。
全体の計画延長である約8.5kmのうち、開通済みとなっているのは中央道南側に並行する稲城大橋付近~西武多摩川線是政駅北側までと、野猿街道の四谷体育館東交差点から国道20号「日野バイパス」を経て国立市境の甲州街道に至る計約4.4kmです。
残る約4kmは都の優先整備路線にも指定されていますが、このほど是政駅北側で府中街道と交差する部分から西側を延伸し、かえで通りまで至る約1.3kmが、同路線のI期事業としてスタートする運びとなりました。
新規の事業化区間は府中街道から西へ分岐し、JR南武線・武蔵野線とアンダーパスで交差。サントリーの武蔵野ビール工場と府中市場の間を抜けて、分倍河原駅から南へ延びるかえで通りへ到達します。2車線で整備される予定で、事業期間は2025年度~2039年度までとしています。
この付近では多摩川の堤防下をゆく「多摩川通り」が東西を結ぶ役割を担っていますが、その北側に並行して都市計画道路が整備される形となります。
また、都は残る未開通区間についても事業着手に向けて準備を進めており、2024年3月には今回の事業化区間からさらに西側、鎌倉街道(京王線中河原駅付近)に至る約1.3kmについても、事業概要と測量に関する説明会を実施しています。

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