JR西日本は2026年2月19日、山陽本線の山口エリアに導入する新型車両227系500番台「Kizashi(キザシ)」を大阪府東大阪市の近畿車両で報道公開しました。
【画像】これが新型車両「Kizashi(キザシ)」の車内&側面です
115系などの国鉄時代の電車が数多く残り、最後の牙城となっている山口エリアの新型車両は実に約45年ぶり。
車両コンセプトは「維新の陽光」。デザイン監修はGKデザイン総研広島が担当しました。車体には黒と金のラインが配されており、維新のイメージを「夜明け前の漆黒」、差し込む光を「金色」で表現したそう。SLやまぐち号とも調和する配色となっています
車内は岡山エリアに導入が進む「Urara」と同一で、転換クロスシートとなっています。安全性の向上を目的とした衝撃吸収構造、先頭車間転落防止ホロ、戸挟み検知装置、EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)は山口エリアで初採用となります。
2026年度は24両(3両編成×6本、2両編成×3本)が導入され、115系を置き換えます。編成記号は3両が「V」編成、2両は「X」編成。設計上は8両編成(3+3+2)まで組成可能で、需要に応じてフレキシブルに編成を変更可能な点が大きな特徴です。
運行区間は山陽線の岩国~下関間で、今年夏以降に運行開始となります。これにより、「日中の約半数の列車が新型車両になる見込み」(鉄道本部 車両部 車両課)。最終的に何両の新型車両を山口エリアに導入するかは現時点では未定で、今後具体的な115系の置き換え計画を検討していくといいます。
なお、宇部線や小野田線で運用されている105系と123系は、今回の置き換え対象には含まれておらず、別途置き換えを検討していくことになるといいます。
また、227系は岡山エリアでも導入が進んでいますが、これによる山口エリアへの旧型車両の玉突き転属は発生しないとのこと。少数派形式として去就が注目されている213系は「岡山エリアで引き続き運用する」(同)そうです。

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