アメリカのジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)は2026年2月23日、同社の主力無人航空機MQ-9B「スカイガーディアン」および「シーガーディアン」に、長射程スタンドオフ兵器を統合する構想を進めていると発表しました。
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MQ-9Bは、全長12m、翼幅24mの中高度滞空型無人機(MALE)です。
GA-ASIによると、近年特に西太平洋地域では、敵の兵器の射程外から攻撃可能な「スタンドオフ能力」が重要視されており、MQ-9Bの大きなペイロード、優れた航続距離、高い飛行安定性といった特性を活かし、次世代の長射程兵器搭載に関する検討を開始したといいます。これが実現すれば、従来のISR(情報・監視・偵察)任務に加え、攻撃任務にもMQ-9Bを投入することが可能となり、運用の幅がさらに広がることになります。
搭載が計画されているのは、JASSM(統合空対地スタンドオフ・ミサイル)、LRASM(長距離対艦ミサイル)、さらにJSM(統合打撃ミサイル)で、すでに各種性能解析は完了し、長距離飛行中でも十分な滞空時間を確保できるとの見通しが示されています。早ければ2026年中にも、これらのうち少なくとも1種類の兵器について搭載飛行試験を実施する計画です。
GA-ASIによると、想定される運用構想としては、西太平洋または南太平洋の友好国基地から発進したMQ-9Bが、敵の防空圏外で待機し、発射命令に応じてアメリカ軍や同盟国軍と連接しながらこれらの長射程ミサイルを発射するとのこと。長時間滞空可能な無人機に長射程兵器を組み合わせることで、抑止力の強化と柔軟な打撃オプションの提供を目指すとしています。
シーガーディアンは、日本においてもすでに海上保安庁で導入および運用が開始されているほか、海上自衛隊でも導入が決定されています。その意味で、今回の発表は日本にとっても他人事ではなさそうです。

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