JR東日本が、レール輸送用の新型車両であるキヤE195系ディーゼルカーを東北地区に導入します。

JR東海のキヤ97系をカスタマイズ

 JR東日本は2017年9月5日(火)、レール輸送用の新型車両であるキヤE195系ディーゼルカーを東北地区に導入すると発表しました。

 これまでJR東日本は、国鉄時代に製造された機関車と専用の貨車で交換用のレールを輸送していましたが、車両の老朽化が進んでいることから、新造のディーゼルカーに置き換えるとしています。

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キヤE195系ディーゼルカーのロングレール輸送用(上)と定尺レール輸送用(下)のイメージ。最高運転速度は95km/h(画像:JR東日本)。

 キヤE195系は、JR東海が開発し、2008(平成20)年に導入したレール輸送用のキヤ97系をベースに、耐雪・耐寒仕様などにカスタマイズした車両です。

 ディーゼルカーとすることで、電化・非電化区間を問わずに走行が可能。また編成の両端に運転台があるため、進行方向に合わせて機関車を付け替える必要もなくなります。ディーゼルカー方式を採用することで、機関車、貨車特有のメンテナンス方法や運転操縦も不要になり、効率的なメンテナンスと要員配置も可能になります。

 量産先行車として、ロングレール(150m)輸送用に11両編成1本と、定尺レール(25m)輸送用に2両編成1本が製造されます。2017年冬以降、性能試験後に仙台を中心とした東北地区で運用が始まる予定です。

【写真】機関車と貨車からなる現在のレール輸送列車

レール輸送用の新型ディーゼルカー「キヤE195系」を東北に導入 JR東日本

機関車と貨車で構成されている現在のレール輸送列車のイメージ。最高運転速度は85km/h(画像:JR東日本)。

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