JR四国が旅行商品「復活!土讃線秘境トロッコ号でゆく キクハ、おうちに帰るの巻ツアー」を発売。高知から高松まで「志国高知 幕末維新号」に乗車できます。
JR四国は2018年10月26日(金)、日帰りの旅行商品「復活!土讃線秘境トロッコ号でゆく キクハ、おうちに帰るの巻ツアー」を発売すると発表しました。
土讃線のトロッコ列車「志国高知幕末維新号」のイメージ(画像:JR四国)。
普段は土讃線の高知~窪川間を走る観光列車「志国高知 幕末維新号」のトロッコ列車が、このツアーでは高知から高松までを走ります。2016年まで「絶景!土讃線秘境トロッコ」が琴平~大歩危間で運行されていましたが、今回のツアー列車もこのルートを通ります。
ツアーの出発日は12月9日(日)です。列車は朝8時すぎに高知を出発し、15時半ごろ高松に到着します。トロッコ車両には、基本的に後免~高松間で乗車が可能。コースは次の3つです(いずれも片道)。
●全区間(高知~高松)乗車
・大人7500円、子ども6000円
・朝食、昼食付き
●高知~阿波池田間乗車
・大人5500円、子ども4500円
・朝食付き
●大歩危・阿波池田~高松間乗車
・大人6000円、子ども5000円
・昼食付き
列車はスイッチバックのある新改駅と坪尻駅にも停車。また、途中駅では、観光特急「四国まんなか千年ものがたり」との並びも楽しめます。大歩危、小歩危の渓谷美も窓なしで眺められるほか、長時間停車する駅では撮影時間が設けられます。
募集人員は60人。

吉野川の渓谷「大歩危峡」を行く土讃線のトロッコ列車(1999年8月、恵 知仁撮影)。