JALがハワイに関する新たなサービスと商品を導入。ハワイでの過ごし方が変わるなか、ハワイ就航65年の経験を生かし、「自然」「暮らし」「健康」「働き方」に焦点を当てた「新しい旅のスタイル」とサービスを提案するといいます。
JAL(日本航空)は2019年3月29日(金)、新たなコンセプトワード「Style yourself ~JAL HAWAII~」のもと、ハワイに関する新サービスと商品を導入したと発表しました。
ハワイでの過ごし方は近年、観光やショッピングを中心とした旅から、心身をより豊かに満たすための旅に変化してきているとのこと。そうしたなか、JALがハワイへ就航して以来65年という長いあいだ、ハワイとともに培ってきた旅の知恵を生かし、「自然」「暮らし」「健康」「働き方」に焦点を当てた「新しい旅のスタイル」とサービスを提案するといいます。
ハワイらしい雰囲気のコナ国際空港。ハワイ島にある空港で、JALは直行便を運航(2018年8月、恵 知仁撮影)。
Style 1 Nature Retreat ~大自然に包まれたい~
火山活動でできたハワイにしかないワイルドで壮大な大自然のパワー、生命力を全身で感じて心と体をリセットするような旅のスタイルを提案。
・ハワイ島の「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」で、大自然を満喫しながらラグジュアリーなアウトドア体験ができるグランピングサービスを、西武ホールディングスと共同開発。
Style 2 Living Traveler ~暮らすように旅したい~かけがえのない家族・仲間と一緒に、ハワイでゆったり暮らすように時間を過ごす、より豊かな旅のスタイルを提案。
・世界最大級のバケーションレンタルサイトHomeAwayと戦略的パートナーシップを組み、ハワイにいながらまるで自分の家で過ごすような新しい滞在スタイルとして「バケーションレンタル」のプロモーションを共同で実施。
・ハワイに多くのタイムシェア宿泊施設を有するヒルトン・グランド・バケーションズと「Flight Ownership Program」を開発。
・三越伊勢丹が展開するレディスウェアのシェアリングサービス「CARITE(カリテ)」と「ハワイ旅×ファッション」に関するプロモーションを期間限定で実施。
・Amazonの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」の貸し出しを行い、読書を通じてより充実したハワイ滞在を楽しめるキャンペーンを実施。
ハワイで朝の陽ざしを浴びながらジョギングをしたり、素晴らしい浜辺でヨガをしたりすることで、心身を解き放ち、それが明日へのエネルギーになるような、美しく健康になる旅のスタイルを提案。
・「旅」と「健康」を繋げる新サービスを提供。専用アプリを展開し、ホノルルマラソンなどJALがハワイで協賛するスポーツイベントで利用できるおトクな特典に加え、健康的な日常生活を送ることでマイルをためられるなどの新たなマイレージサービスを提供。
・JALのマイルで、ハワイでしか体験できないウェルネスアクティビティを利用可能に。
Style 4 Flexible Worker ~働き方も自由にする旅~働き方を自由にすることで、豊かな人生の実現と、大切な家族をもっと幸せにできるような新しい旅のスタイルを提案。
・8泊以上の滞在で利用できるおトクな運賃や、5泊以上から利用できるJAL海外ダイナミックパッケージ商品(特典付き)を新設。休暇先のハワイで仕事をするという新たな働き方を取り入れることで、家族や友人とハワイで長くゆったり過ごす旅が可能に。
・サンフランシスコ出張後に家族とハワイで合流するなど、時間・費用の面から効率的にハワイ旅ができるよう、運賃ルールを改定。
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このほか、こうした「新しい旅のスタイル」を体験できる「JAL xR Traveler」&「JAL体験自販機」の開発、成田発ホノルル・コナ線ビジネスクラスの機内食一新、ハワイ特化型アプリ「HAWAIICO(ハワイコ)」のパワーアップ、「JALOALOカードプログラム」のアプリ化、ウェディングドレスをハワイへ運ぶための専用梱包ボックスの開発なども行われます。
【写真】国際空港には見えない? 開放的なハワイの空港

ハワイ島のコナ国際空港。小屋型の建物が並び、チェックインカウンターと外を仕切る壁がない(2018年8月、恵 知仁撮影)。