「造り替え」事業、進んでいます!
1号羽田線、東品川付近。下り線が更新線へ切り替えられる(画像:首都高速道路)。
首都高速道路は2020年6月10日(水)、1号羽田線の老朽化にともなう更新事業を行っている「東品川桟橋・鮫洲埋立部」約1.9kmについて、16日(火)午前1時に下り線を新設した「更新線」へ切り替えると発表しました。
東品川桟橋・鮫洲埋立部は、開通から半世紀以上を経て老朽化していることから、交通を止めずに、この区間をそっくり新線へ造り替えるという事業が2016年から行われています。
これまで、まず山側に迂回路を新設し、上り線をそちらに切り替え、旧上り線を撤去し、そこへ更新線の一部を建設するというステップを経ています。今回は、その更新線へ下り線を切り替えるという段階です。
今後は旧下り線を撤去のうえ、そこへ更新線をさらに建設し、上下線とも更新線を通行する形になります。現在、上り線として使用されている迂回路は撤去される予定です。
なお、首都高速道路によると、今回の交通切り替えにともないカーブの形状などが変わるため、「安全運転に心がけていただきますようお願いいたします」としています。