6月21日は淡路島・阿万海水浴場へ釣行。まずは海水浴場にある石積みでチヌ&マダイをゲット。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井芳明)
阿万海水浴場に家族で釣行
嫁と子供がキス釣りをしたいらしく、私はフカセでチヌ、グレを狙える場所を探して、両方狙える阿万に決定した。
阿万の浜は、海水浴場に少し石畳がある水深の浅い釣り場だ。今回は石畳の先端に場所を構え、嫁と子供は先端より少し浜寄りに場所を確保した。

当日のタックル
まずは嫁と子供を放置して自分の仕掛けを作る。
磯竿1.5号にレバーブレーキ付きリールをセット。道糸1.5号にハリス1.2号、ハリはチヌ3号で中通しウキ(オモリ負荷G2)でスタートした。ウキ止めは付けず上から探っていく作戦だ。

幸先よく年無しゲット
期待を込め一投目。しかし、アタリはないままさしエサのオキアミがなくなる。もう一度オキアミで様子を見て、なくなれば練りエサやムキ身にかえることで、その日の当たりエサを探っていく。
数投した時、オキアミが残ってきた。チヌが来たと確信してウキに集中すると、勢い良くウキが海面から消えた。アワセも決まり、やり取りを開始。水深が浅い分、下には潜らず横に勢い良く走る。
50cmの年なしチヌだ。
無事タモにも収まり2匹目を狙っていくも、エサ取りが増えてきてさしエサがすぐに取られる。さしエサをローテーションしながら探っていくも、今度は厄介なエサ取りのサバが現れた。
エサ取り消えた瞬間にマダイ登場
まきエサとさしエサを離したり同時打ちしたりと、試行錯誤しながら狙っていくと、一瞬、サバが消えて仕掛けがきれいになじんだところで、この日2回目のアタリが出た。アワセも決まり、やり取りをしようとするも、すごい勢いで沖に走りだした。

走るだけで走らせて、止まったところでやり取りを開始する。何度かの締め込みの後、上がってきたのは40cmほどのきれいなマダイだ。この場所で何回か釣りはしているが、マダイを釣ったのは初めてだ。

2匹目のマダイは釣れるのか……と続けたが、再び、サバのエサ取りが押し寄せてくる。あまりにもサバが多すぎるので釣りにならず、場所をかえることした。
▼この釣り場について阿万海水浴場
岩屋港で40cm級チヌゲット
今度は大きく移動して、淡路島の北部、岩屋の波止に決定した。波止の先端に場所を決め、チヌが寄るまで多めにまきエサを入れていく。しかし、ここはエサ取りの姿もなく、さしエサのオキアミがそのまま戻ってくる。
1時間ほどは何もない状態が続き、「場所選択を誤ったか」と思っていると、きれいにウキが消し込まれた。
そこから30分ほどは、再び何もない状態。少しだが潮が沖に出ていきだしたタイミングで、前アタリから続いて、ゆっくりとウキが消えていく。アワセも決まり、チヌの竿を叩くような引きが伝わってきた。慎重にやり取りし、無事タモに収めたのは、40cm級のチヌだ。
パターンつかみ良型チヌ連発
「ようやく来た」と次を狙う。先ほどと同じコースに仕掛けを流し込み、仕掛けがなじんだ。今か今かとアタリを待つ。
今度は、ウキが勢い良く消えるアタリで、竿引きの強烈なアタリだった。タモ入れも決まり、先ほどと同サイズのチヌを釣り上げた。

淡路島では、浅場でも深場でもチヌの釣果が聞ける釣り場が多いが、エサ取りが増えてくる時期なので、まきエサの量やさしエサの種類も、いつも以上に持参しておくと、チヌに出会える確率が上がるだろう。
<永井芳明/TSURINEWS・WEBライター>
▼この釣り場について岩屋港