今回は、ずっと行きたかった長崎・壱岐島へ真冬になる前に行こう!ということで「0泊2日」の遠征釣行で根魚にアオリイカなどを狙いました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・檜垣修平)
憧れの壱岐島へ
ヒラマサや巨アジの聖地として知られる長崎・壱岐島。釣り人なら一度は耳にしたことがあるフィールドではないでしょうか。
とにかく魚種が豊富であり、魚影・サイズともに本土では比べ物にならない期待値を秘めているのがなによりの魅力。島は徒歩で巡るには大きいですが、車であれば40分ほどで端から端まで行ける広さ。今回は私を含めた3人での釣行です。
今回のプラン
今回の遠征プランは11月7日の朝6時頃に北九州の自宅を出発。車で1時間強で博多に到着し、博多の釣具店で少し買い物を済ませました。その後9時45分の壱岐対馬行きフェリーに搭乗して、12時過ぎには壱岐島に到着。レンタカーを借りて(要予約)、11月8日の夕方まで釣り尽くすというプラン。宿を取らない分安く済み、レンタカー代を含めて1人1万円で旅費が賄えました。
11月7、8日ともに小潮回りで、7日の満潮は13時39分でした。風は7日が西風約6m、8日が北西7m程度でした。

今回が初めての壱岐島であるため、ほぼノーガイド、情報ゼロでのスタートとなりました。
良型キジハタ連発
地磯ではロックフィッシュをメインに狙い、あわよくば青物も…という算段です。地形、ベイトも分からないので、まず結んだのは30gのメタルバイブレーション。一投目、底を取って数巻き程度で早速のヒット。まさかまさかの良型キジハタが真昼にヒット。

これには全員大興奮。その後もワームを使い良型キジハタが連発。3人全員キープサイズをキャッチできました。

水深は比較的浅く、20gもあれば大抵の場所で底が取れます。たまに掘れていて流れの効くエリアがあるので、タングステンウェイトの重りなら10~25g程度まで揃えておけば大丈夫です。
さすがアジングの聖地
夜はホテルを取らず、そのままナイトゲームに突入。西風を受けない漁港をテンポ良くランガンです。
どの漁港でもコンタクトがありましたが、サイズが伸び悩みます。

朝マヅメにカツオ
アジもそこそこに切り上げ、仮眠した後は朝マヅメです。地磯で大型ターゲットを狙います。現地の人の話ではスマガツオが先週までは入れ食いだったそうですが…。
12cmサイズのミノーを引ったくっていったのは大型クロダイ。いぶし銀でカッコいい個体でした。

その後はさらに移動し、別の地磯へ向かうもあまり気配がなく移動。大型船が入ってくる水深のある堤防で粘ってみます。時折沸くナブラに心躍らせながら投げ続けていると待望のヒット。短い時合いを掴み、スマガツオをゲットです。表層のメタルジグの速巻きに反応しました。

その後はフェリーの時間までゆったりエギングを楽しみます。まだアオリイカのサイズは少し小さいようですが、ものの2時間足らずで、ツ抜けを達成。

最終釣果
今回の釣果は3人合わせて、リリースを含めるとキジハタ6尾、イサキ、スマガツオ2尾、カサゴ多数、アオリイカ18杯、クロダイという結果に…。全てルアーのみですので、初めての場所でこれだけ釣れれば最高。壱岐島の釣りを存分に楽しめる釣行となりました。
遠征のまとめ
福岡市からフェリーで2時間半の、釣り人にとっての夢の島。島の方たちも非常に温かく、釣り人である僕たちを出迎えてくれました。これからも歓迎していただけるよう、ゴミは回収し魚を締めた後などは、きれいに流して帰るよう心がけましょう。
また、漁師の方たちが多いので、係留船のある近くでは釣りをしない、夜間の釣りはなるべく静かに大きな音や声を出さないように注意が必要です。これからも釣り人としてのマナーをしっかり守れば笑顔で出迎えていただけることでしょう。
<檜垣修平/TSURINEWS・WEBライター>
▼この釣り場について壱岐島
所在地:長崎県壱岐市
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