今年もハゼのワキがとてもよさそうな東京湾奥。船橋港の船だまりへ調査釣行に出かけてきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
船橋港でのハゼ釣り
理由はよくわかりませんが、船橋港は毎年他のハゼ釣り場よりも一足早く開幕する釣り場です。今年もその傾向通り、前日に出かけた江戸川放水路よりもアベレージで1cm以上は大きく成長しているようでした。ポイントは湊橋西側のスロープが特によく、9月過ぎの終盤戦では海老川河口へとかわっていきます。

足場よく、公衆トイレも近くにあり、また歩いて5分程度の所に釣具店やコンビニもあり。駅(京成線・大神宮下駅)からも近く、近所にコインパーキングも点在と、まさに至れり尽くせりのハゼ釣り場。最盛期には子供連れのパパが目立つのもうなずけます。


「足場がいい釣り場」と書かせていただきましたが、港ということで当然漁業関係者が頻繁に出入りしています。くれぐれも迷惑をかけないよう心がけましょう。

ハゼ釣りのタックル&仕掛け
5月31日に釣行。サオは2m前後のノベザオでウキ釣り、ミャク釣りのどちらでも問題ありませんが、私のおすすめは何といってもミャク釣りでの見釣り。特にシーズン前半は水深30~50cmの浅場にもハゼが群れているので、これの狙い打ちが面白いです。活性が高いとエサを落とすと同時に我先にとハゼが寄ってくるので、もうテクニックも何もありません。

また、地元の常連さんらしき方々はシーズン初めでも2.7~3.6mのサオを使用し、やや深い所をシモリウキにて狙っているのをよく見かけます。

因みにエサはアオイソメ、ボイルホタテ等、ハゼ定番エサでいいと思います。

見釣りでデキハゼ入れ食い!
この日の潮の上げ止まりは7時。到着は6時だったので「出だしは厳しいかな」と思いつつ、のんびり準備して仕掛けを投入すると……、潮止まりなんて嘘のようにハゼたちのエサの奪い合いが始まりました。5cmに満たない小型も多くいるので、上手く大きめのハゼの前にエサを落とすようにコントロール。それでも小型のハゼにエサをかじられつつ数を重ねていきます。

人工エサも試してみた
アオイソメで釣れることは十分わかったので、試しに持参した人工エサでもやってみることに。

すると、ややハゼの脳裏に?マークがついているような「ためらい」が見られましたが、最終的には食ってきました。アオイソメと全く同じ食いというワケではありませんが、しっかりと釣れることを確認。今後も予備エサとして持参しようと思います。

最終釣果
朝6時から9時までの3時間。途中人工エサを試すという余裕も交えつつ、終始入れ食いで78匹。目測で5cmに満たないハゼ20匹以上リリースしたことを考慮すると、実質100匹は超えていたと思われます。
いや~、面白かった!

船橋港のハゼ釣り、他の東京湾奥ハゼ釣り場と同様に良型が釣れだす7月ごろから最盛期を迎えます。天気のいい週末、是非お出かけになってみてはいかがでしょうか。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について船橋港
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