6月ごろに美味な卵や白子を持ち、強い引きが味わえるエサ釣りの大人気ターゲットといえばイサキ!今回はそんなイサキ釣りに初挑戦した釣行の模様を律ポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
コマセイサキ釣り
イサキのエサ釣りは、カゴを使ってまいたオキアミと、潮流に乗った吹き流し仕掛けを同調させてイサキを狙います。
船長からタナの指示ありますので、そのタナに仕掛けを落として誘います。
そして、この釣りの魅力は、手応えのある大きなアタリが出ること。アタリが大きいとアワせて楽しいですし、初心者でもアタリが明確に分かるので、釣り入門としても楽しく釣りができると思います。また、ヒットしてからの強い引きを味わえることも挙げられます。
明神釣船でイサキ釣り
今回は師崎の明神釣船に乗船しました。乗船して感じたことは、初心者のサポートに手厚い印象を受けました。分からないことや疑問に感じたことを気軽に聞きやすく、船内アナウンスも細かにしてくれるため1日を通してストレスフリーな釣りが可能でした。
また、隣の人とのライン絡みでも船長が解いてくれる場面が多かったため、釣り初心者が乗船していても焦らずにのんびり釣りをしている雰囲気が感じられました。

時間・料金
7月は5時30分出船。イサキ、イカ、深海は5時出船。沖上がりは13時。料金は13000円/人、中学生以下8000円/人
当日の状況とポイント
日時:6月18日(金)
天気:曇りのち晴れ
風速:1m~3mほどの凪日
潮回り:小潮で流れは緩やか
ポイントは、大山沖。愛知県のイサキ釣りといえば「大山沖」がメッカとされています。大山沖はとても広大で、その中に人工魚礁が入っているらしく、四季折々で様々な魚が釣れるとされる人気ポイントです。
使用タックル

今回使ったロッドは、2mほどの先調子でオモリは50号から200号くらいまで乗せられる万能ロッド。カウンター付き手巻きリール。オモリは80号を使用した。

仕掛けは2号から3号のハリスで、長さ3mくらいがいいとの船長からのアドバイスがありました。付けエサはオキアミ、カゴに入れるまきエサはアミコマセ、オモリは80号を使用。

エサやカゴ、オモリは明神丸さんで用意してもらえます。
タナ合わせに苦戦
「指示ダナまでラインのマーキングを数えて仕掛けを巻き上げてカゴを振り、5分ほど待ってね!」との船長からの指示。
周りの乗船者さんは序盤から着々とヒットをしているが、僕にはアタリがない。そこで指示ダナのボトムから8~10mくらいのどの辺でアタリが多いのかを乗船者さんに聞いてみることに。すると9mくらいで一番ヒットが多いということが判明!
そこで次からラインマーキングで正確に素早く9mラインに仕掛けを投入して、カゴを2振り、仕掛けを潮になじませて付けエサとコマセが同調するイメージをしながら釣りをしていると、即アタリが出て、心地いい引きとともに良型イサキをキャッチ!

苦戦していた時はコマセばかりまいてしまって、エサとコマセが同調する前に仕掛けを回収していたからアタリが少なかったのではないかと思いました!
タナ合わせのコツ
例えば船長の指示ダナがボトムから8mだった場合、リールのカウンターの数字を見て巻いて調整するのではなく、ラインのマーキングをみて8m巻いた方がレンジ合わせの正確性が増すのでいいそうです。そのため、イサキ釣りの場合はカウンター付きのリールをわざわざ使わなくても、マーキングされているラインを使用するだけで釣りに臨めます。
イサキ釣りは船長の指示ダナに乗船者全員が合わせることが釣果を安定させる上で最も大切だそうです。
サクラダイが釣れるとタナが低い
後半戦になり、アタリも遠くなる中でたまにヒットしてきたのがこの魚!

サクラダイという魚。この魚が釣れた場合はイサキを狙う上でのタナが低いみたいです。サクラダイが釣れたらタナを巻き上げて再度挑戦です。
当たりダナを発見して連発
指示ダナの範囲内で50cmずつ仕掛けを上げながら調整して何度も打ち返しを行なっていると、ついにイサキがよく当たるレンジを発見!そこからプチ時合いに突入してヒットが連発に!
カワハギも数匹釣れておいしいゲストもゲットです!

最終釣果
最終的に、イサキ10匹とカワハギ1匹、カサゴ2匹と個人的には満足の釣果でした!
今回はレンジを合わせてエサを同調させることの大切さを学び、普段のルアーゲームにも活きてくる日であったように感じます!
船長が小まめにアナウンスをしてくれたので、初挑戦でも安心して釣りをすることができて、再度挑戦してみようと思います!
アフターフィッシング
そして、帰宅後はアフターフィッシングを満喫しました。イサキは何にしても本当においしい!
塩焼きは外せません。

刺し身はイサキとカワハギの混盛り

白子ポン酢はこの時期だけのお楽しみ。

特に白子を持っているイサキがほとんどだったので、お腹出しの際に白子をとって湯引きをして食べたら極上の一品でした!
<杉浦永/TSURINEWSライター>
▼この釣り船について明神釣船
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