揖斐川下流域へウナギ狙い2週連続で釣行した。前回に続き今回もウナギをゲットし、上げ潮の重要性を改めて認識することとなった釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
揖斐川でウナギ狙い
7月上旬、朝から降る雨で釣りができるか分からないが様子を見に出かけた。現地には午後5時30分に到着。水量は普段と同じで、荒れている様子はない。上流では大雨は降らなかったようだ。

当日の仕掛け
釣り開始は午後6時。潮は小潮で干潮が6時29分、満潮が午前1時11分。今が干潮の潮止まりで下流へと流れているが、やがて上流への流れになるだろう。今回は1人なのでサオは3本とした。

ウナギ68cmキャッチ
午後10時ごろに川の流れが変わり、このタイミングでエサを冷凍カメジャコから冷凍テナガエビに変更する。

そして、11時ごろ初めてサオに反応があった。しばらく様子を見て、サオが大きくしなったタイミングで大きくアワセを入れるとハリに掛かったらしい。少し重いがアカエイではなく、マダカのように激しく抵抗することもない。慎重に上げると、かなりの大型のウナギだった。この日の魚の反応はこれ1回きりだったが、前週に続きキャッチできた。
自宅に帰って計測するとウナギ68cm。

前週に続いて妻とウナギ狙い
翌週もウナギ狙いで妻と一緒に釣行した。潮は大潮で満潮は午後6時54分。揖斐川河口のウナギ狙いで潮汐表を読み解くと、7時ごろまでの上げ潮が狙いめと予測したが、今回はほぼこの予測通りだった。
準備したエサは冷凍カメジャコ、自宅周辺で採取したミミズ、冷凍アケミ貝、テナガエビ。

テナガエビエサにヒット
6時ごろ揖斐川に到着。いつもの場所は人がいたので、別の場所を探して準備を始めた。
午後6時30分ごろに釣り開始。下流から上流へ流れている。仕掛けを投げ入れて身支度をしていると、1投目のサオに早速反応が出た。アワセを入れるとわずかな重みと魚が泳ぐ感じが伝わり、仕掛けを上げると小型のウナギが掛かっていた(リリース)。
このやり取りの最中に2番目に投入したサオにも反応が出た。アワセを入れると、重量感があり、明らかに先ほどより型がいい。
川岸からの投げ釣りでは、少々の流れでも中通しオモリは流されやすい。今回はスパイクオモリを試してウナギをゲットできたので、今後は状況に応じて多用したい。
4週連続でウナギゲット
午後7時を過ぎて下げ潮に変わると、濁りが混じって流れが速くなった。なんとか2匹目のウナギを求めて粘ったが、25号のスパイクオモリも流される状況となったため10時に納竿とした。
上げ潮のタイミングを逃していたらウナギは釣れなかっただろう。潮の重要性を改めて認識した。これで4週連続ウナギをゲットした。私なりに工夫していることもあると思うが、ウナギは盛期に入ったと思われる。これからますます楽しみだ。

<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
▼この釣り場について揖斐川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年7月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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