1月17日、愛知県豊田市の神越渓谷マス釣り場に午後から釣行した。釣友から「大きなニジマスが釣れるよ~」と教えてもらい、楽しみに釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)
エリアトラウトでマス釣り
午前11時半すぎに現地に到着。受付で午後券を購入し、ルアーフライの釣り場へ移動。山奥とあって日陰には雪が残っており、水面は所々うっすらと凍って水温は低い。水質はとてもクリアで、マスも確認できる。
エン堤近くには午前中から釣りしている人が数人いるので釣果を聞くと、「朝は釣れたよ」とビクのたくさんのニジマスを見せてくれた。中には50cmクラスも。さすが常連さんだ。

私は流れ込み周辺に入ることにした。水質がクリアなので魚に警戒心を与えないように、遠くからのアプローチ。クランクベイトで探りを入れてみる。すると1投目からデッカイのがルアーを追ってくる。うわ~、食いそう!でもギリギリでUターンしてしまった。
2投目も同じ魚がついてくるが、食わせるまでにはいかない。
大型ニジマスヒット
ルアーをボトム系のリアクションに替えるが、速い動きには反応しない。それではスプーン1.5gで底近くをゆっくりトロトロと引くと、コンッとアタリ。20cmほどのニジマスだったが、途中でバレてしまった。デカイ魚にばかり気を取られていたが、小型の群れもいるみたいで水温が低いので底でじっとしているようだ。
すると、またスプーンにヒット。今度は30cm。そしてしばらくアタリがなく、ルアーをローテーションしていく。スプーンの1gを引いていると、風が吹いて雪がパラパラ降り、水面がザワザワとなった瞬間ゴンッとヒット。デカい!めっちゃ引く。

強い引きに耐えタモに収めたのは、いかつい顔のカッコいい大型のニジマスだ。同所のホームページでは大マスと呼んでいるようだ。風と雪で一瞬警戒心が薄れたからヒットした感じだった。
50cm超えヒットもバラシ
その後ルアーをローテーションさせながら反応してくるルアーを探すと、クランクベイトでさらにドン!とアタリ。これもデカイ!ドラグがうなる。50cmは優に超えている。だが魚がジャンプした瞬間、ポロッとハリが外れてしまった。

気を取り直してルアーを投げ続けるが、それ以降パタリとアタリがなくなってしまった。さらに日が陰って雪が激しくなって、とても寒くなった午後4時すぎに終了とした。
大マス手中で満足
数よりも大きなニジマスが釣れて大満足。バラした魚は大きく残念だった。次回はまたバラした魚はリベンジしたいと思う。

神越渓谷マス釣り場は魚のキープ制限がなく全てお持ち帰りができ、食堂もあるので釣れた魚を料理してもらって食べることもできる。トイレもあり、家族で遊べる釣り場だと思う。皆さんも一度行ってみては。
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<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>
▼この釣り場について神越渓谷マス釣り場
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年2月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。