釣り人が竿を出している姿を見ていると、のんびりとした空気を感じる方も多いはず。しかし、実際は見た目からは想像できないほどの真剣勝負が繰り広げられていることも。

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釣り人は何を考えている?

アタリを待ちながら座っているだけに見えても、頭の中では次の一手や狙う場所などを考えて頭をフル回転させている場合も多いです。

フカセ釣り最中に釣り人が考えているコト4選 のんびり見えるけど実は?
ターゲットのことばかり考えているわけではない(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

とはいえ、釣り人の頭の中は謎だらけ。黙々と仕掛けを打ち返している姿を見ても、頭の中で何を考えているのかよく分からないと思います。

集中して真剣になるほど口数が減りがちなのは魚釣りも一緒。ただ、決して魚のことばかりを考えている訳ではないところも、釣り人の奇妙な(?)思考の面白さです。

フカセ釣りは頭脳戦

今回は、筆者も大好きなフカセ釣りを例に釣り人の頭の中を覗いてみましょう。フカセ釣りは、何となく敷居が高く感じられるかと思いますが、釣りをしながら次の一手を考える頭脳戦はまるで将棋のよう。一度ハマると抜けられなくなる奥深さが魅力です。

仕掛けが軽い分、潮流が少しでも変われば流れ方やアタリの出方に大きく影響するだけでなく、まきエサとさしエサの同調やエサ取りの回避など、考える要素は数ある釣りカテゴリの中でも特に多いのでウキが沈むのを眺めているだけでは釣果はあまり期待できません。

フカセ釣り最中に釣り人が考えているコト4選 のんびり見えるけど実は?
フカセ釣りは奥深い(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

しかし、先述のようにたくさんのことを考えながら何時間も釣り続けるとどうしても疲れてしまいます。そのため、休憩を取るタイミングや関係ないことを考えることもしばしば。真剣に釣りをしていると思ったら実はそうでもなかったなんてことも日常茶飯事です。一言で表現するならば「集中力のONとOFFがハッキリしている」という言葉がピッタリだと感じています。

実釣中に考えていること4選

では、フカセ釣り師は実釣中に何を考えているのでしょうか。

狙いの魚

やはり、一番考えていることは当然狙っている魚のことです。大きい魚を釣りたい、引きを楽しみたい、数釣りに挑戦したいなど様々な思いや目標を持って釣りをしています。

どうすれば本命の魚が食いついてくれるか考えて、試行錯誤を繰り返しながら釣りをするのはフカセ釣りの面白さでもあり、難しさでもあります。

潮流の動き

潮流はフカセ釣りで鍵を握る重要な要素です。仕掛けの流れ方やまきエサとの同調など、潮の動き方に左右される釣り方なので、仕掛けを投入する位置や流す範囲を常に考えておく必要があります。

フカセ釣り最中に釣り人が考えているコト4選 のんびり見えるけど実は?
潮の動きを観察する(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

休憩のタイミング

考えることも多く、終始頭を動かしながら釣りをするのは大変。長時間の釣行ならば、喉も渇けばお腹も減ります。集中力を保つためにもアタリが無い時間を見計らって休憩を取ることが多く、そろそろ休憩取るかなんてことを頭の片隅で考えていることは多いです。

フカセ釣り最中に釣り人が考えているコト4選 のんびり見えるけど実は?
休憩のタイミングも思考のひとつ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

釣りに全く関係のないこと

集中していたと思えば、洗濯物を干してくるのを忘れたなど日常的なことを突然思い出すこともあります。ちなみに筆者の場合は、○○が食べたいな~とフカセ釣りをしながら考えていることも。関係ないことを考えながら釣りをするくらいが気軽に楽しめますが、集中力が切れてきたら少し休憩を取ってリフレッシュをすることも大切です。


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<杉本隼一/TSURINEWSライター>

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