祖父の家の近くにある川で中学校のころ一人で頻繁に釣りに行っていた。今回はその川で15年ぶりにカワムツ釣りを行った模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター三谷文雄)
エサはミミズ予定
子供を保育園に送り届けてから祖父の家に向かった。時間は10時を過ぎていた。前日雨が降っていたため、ミミズが側溝にいるだろうと踏んで、エサを準備せずに行った。
ミミズ探し
祖父の家に着くなり、クワを借りて側溝に居るはずであろうミミズを根こそぎ探した。中学校のころはよく雨の降った日、もしくは雨の降った翌日にミミズが出てきていた覚えがある。
しかしその日は全くと言っていいほどミミズがいない。祖母に一緒にエサ探しを手伝ってくれとお願いしてやってもらったがいなかった。
川虫探し
ミミズの捜索が失敗に終わったため、一度川まで下りて川虫をエサにすることにした。ヒラタと呼ばれる川虫は父親と魚釣りをするとき使っていた。よく釣れるエサだ。川に入ってひたすら岩をひっくり返す。
水はまだまだ冷たく指の感覚がなくなるぐらい探した。しかしサイズが小さすぎる。とてつもなく小さいのである。

祖父の家でエサ探し
まず台所に行って冷蔵庫を開けた。魚のエサになりそうなものがなかった。次に炊飯器を開けた。そこには4合ぐらいの米が炊きあがっていた。これはいける。これしかない。と思いラップに炊き上がったご飯を包み川まで下りていくことにした。
仕掛けの準備
釣り場についてから4.5mののべザオにミチイトをくくり付けて伸ばしていくが、何と2mぐらいしかミチイトが残っていなかった。ここまでエサ探しをして釣りをやめて帰るわけには行かないと思い、このまま続行することにした。
仕掛は
・ライン=フロロカーボン0.6号
・ハリ=マスター渓流7号
ハリから30cmほどのところにジンタンG4を一つ

川の状態
水温は低い。前日の雨の影響はなく増水もしていなかった。カワムツが多い場所まで川の中に入り移動。移動途中、魚影は見えなかった。川に入った時にできる波がなくなって少ししてからようやく魚影が見えるようになった。

実釣
米粒をちょん掛けで釣る。
当日使ったタックルは硬調だったため、若干ミチイトを張り気味でゆっくり落としていく。そうするとどこからともなく興味を抱いた魚が寄ってくる。口を使わない魚もいる。なにせエサが炊いた米粒である。自然界にないもの。活性が高く口を使ってくるカワムツだけをしっかり釣っていく。

大きいサイズのカワムツが何匹か見えたがレンジが深く、2mほどのミチイトでは届かない。浮いている魚だけにターゲットを絞り釣った。サイトで釣っていると無意識に早アワセになる。しっかりサオで聞いてから掛けにいくと釣果が伸びる。
最終釣果
30分ほどでカワムツ9匹 サイズは10~20cmだった。
ほぼ入れ食いである。むしろ実釣時間よりエサを探す時間が多かった。

反省点
最後に、今回の釣行での反省点を紹介したい。
釣りに行くときは道具の確認
特にミチイト。スプールに巻いてあるため、残りがわかりづらい。予備は持っておくこと。
エサの準備を怠らない
時間に余裕がある時ならいいが、時間がない時現地調達ではロスが多い。
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<三谷文雄/TSURINEWSライター>
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