7月10日(日)、埼玉県日高市を流れる高麗川へと午前中に小物釣りへ行き、午後は子供と一緒に埼玉県新座市を流れる黒目川で小物釣りという『清流リレー釣行』を親子で楽しんだ結果、合計釣果35尾の好釣果を得た釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
高麗川
同河川は『苅場坂峠』を源として飯能市、日高市、入間郡毛呂山町を流れ、坂戸市で越辺川に合流する河川である。淡水小物釣りとなると日高市~坂戸市あたりに人気があるようだ。
今回釣行したエリアは日高市付近を探ってみた。同地は交通アクセスも楽で周囲の景観も良く自然を感じる事の出来るエリアである。

黒目川
同河川は『さいかち窪』を源として東久留米市、新座市、朝霞市を流れて行き新河岸川へと合流する川である。小物釣りでも人気が高く、様々な淡水魚が釣れることで知られている。新河岸川との合流点あたりは海からの遡上魚や大型のコイも狙えるようだ。今回私は埼玉県新座市に位置する同河川での小物釣りを楽しんだ。

タックル
今回はテンカラ釣りとエサ釣りで、ミャク釣り仕掛けメインで毛鉤仕掛けと併用して釣ることにした。

ミャク釣り
剣峰てんから360とグランテンカラ300、ミチイトはベーシックフロロ0.6号通しにプロ目印3つ、ガン玉B、ハリヘラスレ2号を直結、エサはミミズをセットしたミャク釣りエサ釣り仕掛け。
テンカラ釣り
剣峰てんから360、グランテンカラ300、レベルライン3.0号、ハリスはベーシックフロロ0.6号、#16毛鉤をセットしたテンカラ釣り仕掛け。
高麗川での釣り開始
午前9時に現地到着するとルアーマンとエサ師が1人ずつ釣りをしていた。写真を楽しむ方々や水遊びを楽しむ方々も当然居るので、邪魔にならないように下流へと下る。大淵より下の瀬まで来ると竿が出せそうなので釣り開始する。
テンカラ釣りで好調
目の前の瀬に毛鉤を流すとお決まりのカワムツ君だ。そして少し流れが速い瀬を攻めていくと婚姻色のオイカワが2尾釣れた。反応を見ながら気分よく釣り下って攻めていき、開始30分で5尾とわりとイイ感じに釣れた。

ポイント発見で追釣
だが反応がなくなりさらに釣り下ると、いかにも釣れそうな淵の前の瀬を発見した。水深もほどよく流れもほどよく、間違いないポイントだ。その流れに毛鉤を入れるとすぐに反応があり、ポツポツと掛かってくれ、オイカワとカワムツを5尾追釣。
その後は下流の淵で散歩犬が水浴びを楽しんでおり、釣果も出たので納竿することにした。
高麗川釣果を写真撮り
結果的に高麗川ではオイカワが6尾にカワムツは4尾で合計10尾釣れたのでよしとする。キレイな清流魚に逢えたし、写真撮りを楽しんでサカナはすべてリリースして、駐車場まで遠い道のりを歩いた。
釣行時間は2時間程度なので上出来と言える釣果だが、休日としてはモノ足りないので午後から子供と黒目川へ出向くことに。

高麗川
黒目川での釣り開始
今回の黒目川は新座市付近のポイントを探ることにした。子供でも釣りやすいように2人ともミャク釣りで、ミミズをエサにしてエサ釣りを楽しむことにした。
まずは子供に釣果を
使用しているのは3mのテンカラザオなので、子供も振りやすく軽いと喜んでいる。目印の位置を調整してミミズを豪快に付けてアタリをとるミャク釣りだ。
すると早々にコツコツと竿が揺れる。しばし待たせてアワせると引き味良さそうなキレイなカワムツが釣れた。
アタリも多く魚影抜群
早々に釣果を得て嬉しそうな表情でホッとした。私も竿を出しながらも子供のサポートを繰り返すが、アブラハヤ交じりでカワムツが連ちゃんしていく。釣果はアユバッグに入れていき、素直なアタリを楽しんだ。

ツ抜け後も調子よく釣れる
ツ抜けも早々に達成し、その後も順調に2時間程度楽しんだ結果、25尾の清流魚が遊んでくれた。ミミズもなくなり丁度こどもも休憩しだしたところで納竿とした。
黒目川釣果を観察してリリース
アユバッグに入れた魚を再検量しつつケースに入れると、カワムツが20尾でアブラハヤが5尾の合計25尾。釣果撮影を済ませた後はすべてリリースし、出来すぎな釣果に満足しつつ道具を片した。

清流リレー釣行は成功に終わった
急遽高麗川での釣りを終えた時に思いついたことであったが、切り上げたタイミングと判断が偶々絶妙で、午後からの黒目川も上手くいき上出来となる結果をもたらすことができた。そして婚姻色に染まるオイカワやカワムツにもあえ、子供も楽しんでくれた。大満足と言えるリレー釣行は大成功だ。
清流リレー釣行を楽しむためのポイント3選
最後に、清流リレー釣行を楽しむためのポイント3選を紹介。

1、高麗川では勝負が早そうなポイントのみを狙った
とにかく清流の淵や落込みよりも瀬を狙い、アタリが出たポイントはアタリが出なくなるまで狙った。
2、黒目川では実積ポイントをエサ釣りで狙った
親子釣行は『暇が敵となる』ので、とにかく魚影が濃いポイントでエサ釣りのみで釣り通した。それが功を奏して結果につながり、親子で存分に楽しむことができた。
3、釣行時間と移動時間の切替が重要だった
思いつきなリレー釣行となると移動時間や釣行場所の優劣も考慮する必要があるので、特に午後釣行時のポイントは移動する際に徹底した。偶々が重なり運よく切替ることができた。
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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について黒目川
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