夏チヌのシーズンがやって来たので、7月17日は大好きな大分県豊後高田市の「長崎鼻」へフカセ釣りを楽しみに出かけた。メイタサイズの連発を楽しみ最大47cmの良型チヌをキャッチしたので、その模様をリポートする。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・成重洋一)

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長崎鼻でチヌフカセ釣り

7月17日、エギングを楽しんでいてチヌ釣りから遠ざかっていたが、夏チヌのシーズンがやって来たのでフカセ釣行することにした。選んだ釣り場は大好きな大分県豊後高田市の「長崎鼻」だ。

午前6時すぎに釣り場に着くと3連休ともあってキャンプ客も多くすでに数組の家族連れがサビキ釣り、投げ釣りを楽しんでいる。邪魔にならないように、波止の手前付近に釣座を構えることにした。

大分の波止フカセ釣りで夏チヌ絶好調 良型47cm頭に2ケタ釣果
釣り場周辺略図(作図:週刊つりニュース西部版APC・成重洋一)

当日のエサとタックル

早速、まきエサと仕掛けの準備に取り掛かる。まきエサはオキアミ生1角、チヌパワームギスペシャル、爆寄せチヌを1袋。

つけエは、くわせオキアミスーパーハード(L)、高集魚レッド、エサ持ちイエローをローテーションする。仕掛けはいつもの半遊動とした。

大分の波止フカセ釣りで夏チヌ絶好調 良型47cm頭に2ケタ釣果
タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・成重洋一)

開始数投で36cm本命

ポイントを15m沖付近に決めてまきエサを打ち、1投目はオキアミを付けて様子を見る。数投するもオキアミはたまにかじられる程度、エサ取りはあまり気にならない。

すると、早速ウキがアタリをとらえジワジワと沈んでいき加速する。アワセを入れるとチヌの引きが伝わってきた。取り込んだのは36cmのメイタサイズだが、久しぶりに姿を見ることができホッとする。数投後には25cmクラスがヒットした。

小型主体も連続ヒット

次は高集魚レッドを付けて狙ってみると、仕掛けがなじむと同時にウキが消し込んだ。アワセを入れると35cmが姿を現した。

活性はいいようだが、なかなか40cm超えが食ってこない。そこでさらにポイントを沖に決めて狙ってみると、ウキが一気に消し込まれるアタリをとらえたが、ヒットしたのは28cmのクロ。つけエをローテーションするもメイタとクロが連続してヒットする。

楽しませてくれるが、良型は釣れることなく満潮時間を迎えた。下げ潮に入ってから状況がどう変わるか期待する。

下げ潮にかわり45cm登場

潮止まりからいよいよ下げ潮が動きだした。早々とウキに反応はあるが、これも30cmクラスのメイタ。

次のアタリでアワセを入れると、今度はこれまでにない引きと重量感が伝わってきた。慎重にやり取りして45cmがタモに収まった。ようやく釣れた良型に思わず笑みがこぼれる。

当日最大の47cm登場

その後、メイタとクロが釣れる中、当日最大のアタリをとらえた。ウキが海中へ消えていき、ラインが走ったところでアワセを入れると、サオが大きく曲がりきれいな弧を描く。

引きも強烈でテトラにラインが触れそうになるが、無事にタモに収まったのはきれいな魚体をした47cmの良型だ。

大分の波止フカセ釣りで夏チヌ絶好調 良型47cm頭に2ケタ釣果
当日最大の47cm(提供:週刊つりニュース西部版APC・成重洋一)

数投後にも44cm、そしてメイタが釣れるが暑い中での釣りなので無理をせず納竿とした。

夏チヌのシーズンは本番を迎えた。しっかりと熱中症対策をして釣りを楽しんでもらいたい。

大分の波止フカセ釣りで夏チヌ絶好調 良型47cm頭に2ケタ釣果
25~47cmの釣果(提供:週刊つりニュース西部版APC・成重洋一)

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<週刊つりニュース西部版APC・成重洋一/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
長崎鼻
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年8月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post 大分の波止フカセ釣りで夏チヌ絶好調 良型47cm頭に2ケタ釣果 first appeared on TSURINEWS.
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