私はラーメンが好きなので様々な場所の人気店を訪れます。そのとき、釣り道具も持参し「一粒で二度おいしい旅行」になるようにしています。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
琴平荘とは
琴平荘はラーメン屋ではなく山形県鶴岡市三瀬にある旅館です。旅館なので繁忙期の6月から9月末までは宿屋として営業しておりそれ以外の期間はラーメン店として営業しているという一風変わったお店です。

しかしラーメン屋としての実力は折り紙付きで「お取り寄せラーメンオブザイヤー2014」も受賞しているほどです。このお店のラーメンの人気は非常に高く、平日でも2時間待ちは当たり前といった混雑ぶりです。
幻のラーメン?
私は何年も前からこの店を知っていて食べに行きたいと思っていましたが、琴平荘がラーメン店として営業している期間は自分が仕事の繁忙期。したがって関東に住む私にとってなかなか訪問できない「幻のラーメン店」だったのです。
琴平荘のラーメンの概要は自家製縮れ麺と見事にマッチしたトビウオの旨みたっぷりのすっきり醤油味、チャーシューもジューシーで肉の甘みが嬉しいという昔懐かしい系との情報です(お取り寄せではすでに食べていますけどね……)。
琴平荘のシステム
営業時間は11時~14時です。店に到着したら駐車場に駐車(駐車場所の確保もなかなか難しいのですが……)して、発券機で自分の番号をもらいます(この段階では店の中には入れず外で待つことになります)。
店内には待合室と食堂があり、時間の経過とともに入り口に待合室に入ることのできる番号が表示されます。それを確認した後待合室に待機し、その後10番ずつ食堂に案内されます。食堂入るとそこにも待機場所があり、そこから個別の番号で席に通され注文します。そしてやっと注文したラーメンを堪能することができるという流れになります。

待ち時間にライトルアー釣行
このお店が待ち時間に釣りに行けるのは、順番を待つシステムが番号を発行し呼び出されるところにあります。本来であれば行列の列から離れれば自分の順番はなくなるのですが、このお店は番号発行。そのため時間を予測して列から離れることができるのです。
この日私が店を訪れたのは某金曜日の12時過ぎ。番号発行すると116番(1グループごとの番号なので多分私の前に300人程度は来店しているものと思います)。待合室の待機が許されている番号は70番。待合室に入るまで1時間はかかりそうです。
そのため私はすぐに釣りへ出かけました。すでに知っている方も多いと思いますが、山形県の庄内地方は磯場が多く格好の釣り場です。そのため地元の太公望も多く県外からもたくさんの人が訪れます。

25cmクロソイ登場
この日の私はワームのライトゲーム。約7ftのロッドに2000番のリール、ラインはPEの0.5号。
結果はすぐに出ました。ワームをキャストし根周りを探るとすぐにアタリがありました。

この釣果から「この場所にはまだ根魚のストックはあるな……」と予測し、他の根周りを探ると「ガツン!」と大きな衝撃!根魚特有の岩の陰に潜ろうとする引き!上がってきたのは25cmのムラソイでした。
その後はフグとおぼしきエサ取りのアタリはあるものの釣果はなし……。ここで1時間が経過し待合室へ向かいました。
念願のラーメンを堪能
待合室の入室が許され、待合室で待っていると食堂への移動を告げられいよいよ私の順番、注文したのは中華そば(あっさり)大盛りです。私が訪問した日は前述の通り金曜日。何と火・金曜日は感謝デーとして大盛りが無料だったのでラッキー!

注文すること10分、ラーメンが到着しました。味わい深いスープとこしのある縮れ麺、チャーシュー麺にすればよかったと後悔するほどおいしいチャーシュー……。美味しい!待った甲斐がありました(待っている間、釣りを楽しんでいるのだから待ったうちに入らない……?)。

最近のラーメンは私には重すぎてスープを最後まで飲み干すことは少なかったのですが、このラーメンは完食してしまいました。満足です。

ラーメン釣行のススメ
食べたくて食べたくて憧れていたラーメン、しかも釣果も加わり思い出も2倍!これからもこんな旅行を企画していきたいと思います。あ、そのときはまた紹介させていただければと思います。

お腹もいっぱい。釣りも満足。とてもいい1日でした。それではまた。
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<アングラー「K」/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について琴平荘
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