ルアーに対して、好奇心旺盛で反応がよく釣りやすい新子のアオリイカ。今回は持って帰る目的ではなく、釣り方を学ぶために狙ってきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター金子賢太)
大分でエギング釣行
11月12日、大分県佐伯市蒲江町へ、前の週のイカ釣りのリベンジと意気込んでのエギング釣行にでかけました。釣り場に着いたのは13時ごろ。
当日のタックルは、メバリング用ロッドに2000番リール、PEライン0.2号、リーダー4lb。私は敢えてイカ釣りでもこのライトゲームタックルを使っています。
筆者の基本の釣り方
私は基本に忠実にルアーが海底に着くまで待って、三回竿をちょんちょんと動かしては着底するまで待つ。手前に寄ってくるまでこの繰り返しです。
ヒットしたのは魚?
ちょんちょんとルアーを動かして着底を待っていると、明らかに自然に落ちている時のラインの動きとは違う動き。こんな時はルアーを捕まえてじっとしてたり、引っ張って行ったりすることが多いので、すぐに竿をあおってアワセを入れます。
しっかり穂先に重みが伝わり、明らかに引っ掛かっている感じです。期待してリールを巻き始めると、手元にブルブルっと振動が。イカの引きはよく「ビニールをひっ掛けたよう」と例えられ、引っ張る際も「スーッ」と直線的なのが特徴です。
このブルブルという振動は魚が首を振り抵抗するときにでるもの。イカ釣り用のルアーのエギにはハリに返しがなく、外れやすくなっています。
正体はオオモンハタ
その後も数m動いてはキャストしてを繰り返すものの、アワセを入れて掛かったと思ったら、ブルブルっという魚の首振りらしき振動。そしてフックアウト。この状況が続きます。
そしてついに、オオモンハタが釣れてしまいました。大体の予測はついていましたが、やはりオオモンハタがアタックしてきていたのでしょう。

ロックゲーム転戦で連発
それならばと、ロックフィッシュ狙いのために、リグをジグヘッドとワームに変更。今回もいつものようにダートで手早く反応を見てみることにしました。
着底してから動かして、食わせの間であるフォール中にすぐにヒット。そこからは20~25cmのオオモンハタが連発。このことから、たくさんの高活性のオオモンハタがいることが分かりました。
釣行の振り返り
いつもであればイカ釣りは足で稼ぐスタイルでしています。つまり移動を繰り返す中で釣りやすい個体を釣っていくのが私のスタイルです。
結論からいうと推測ではありますが、獰猛なオオモンハタが群れていたことにより、イカが釣れない状況になってしまっていたようです。イカ用のルアーにアタックしてくることは、今までもありましたが、今回のように何度も何度もアタってくることは初めてでした。おそらく多くのオオモンハタが入っていたのでしょう。これに対してもっと早くに対応するべきでした。
イカを釣りたいのであれば移動。そうでなければ、早めにターゲットチェンジをする必要があることを今回の釣行から学びました。前回がどうであろうと、それに捉われずその時その時の状況を判断することが重要。次回からは臨機応変に対応して、しっかりと釣果を出したいものです。

エギングで釣れたことがない人必見 イカが釣れない7つの原因と解決策
今さら聞けない『潮汐』のキホン:「大潮だから釣れる」は間違い?
アオリイカが釣れる5つの条件 【生態・時期・時間・場所・潮周り】
<金子賢太/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について蒲江周辺
The post 大分の陸っぱりエギングでオオモンハタ連発 魚の群れ濃くイカは不在? first appeared on TSURINEWS.